傍神経節(paraganglia) †
副腎髄質や全身の大動脈付近の交感神経節鎖と近接して存在する器官を指す。パラガングリアとも。
副腎髄質以外は副腎外傍神経節と呼ばれ区別される。これらは頚静脈鼓室、頚動脈間、鎖骨下、喉頭などの領域に存在し、心肺機能や血液分布などを制御する化学受容体として機能している。*1
交感神経節鎖と傍神経節は発生学的には同一であるが、前者は神経の形質を発現し、後者は内分泌としての分化を示すもの。*2
*1傍神経節腫瘍(paraganglioma)の画像所見と臨床 尾尻博也: https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo1958/47/2/47_2_130/_pdf
*2内分泌腫瘍の病理と細胞診 副腎髄質・パラガングリア 東北大学医学部第2病理 木村伯子: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjscc1962/34/1/34_1_126/_pdf/-char/ja
*2内分泌腫瘍の病理と細胞診 副腎髄質・パラガングリア 東北大学医学部第2病理 木村伯子: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjscc1962/34/1/34_1_126/_pdf/-char/ja
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このページの最終更新日時: 2019-05-26 (日) 07:02:29