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免疫応答に同じ。
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骨髄やリンパ節など網内系における、組織球やマクロファージによる血球の貪食を特徴とする疾患。血球貪食性リンパ組織球症とも。マクロファージは通常、死んだ血球のみを貪食するが、血球貪食症候群では生きている血球を貪食するようになる。発熱や倦怠感、肝脾腫、リンパ節腫脹、黄疸、皮疹、痙攣、意識障害。原発性でないものは感染症や悪性腫瘍、自己免疫疾患などによって成人にも発症する。例えば、EBウイルスやサイトメガロウイルス、HIVなどの感染によって引き起こされる。樹状細胞による血球の貪食自体は…
接触蕁麻疹のうち、IgE抗体が関与するもの。症状が激しくなるとアナフィラキシーなどの全身症状を起こす。Th2細胞による免疫反応が誘導されるが、その機序として以下の2つがある。+低分子化学物質が樹状細胞や自然免疫細胞に作用する+角層のバリア機能破壊によりタンパク質抗原が表皮内へ侵入し、表皮細胞が産生するTSLPに刺激されたランゲルハンス細胞が抗原提示細胞として働く
種々のサイトカイン(ヒスタミンなど)を分泌することにより免疫反応の調節を行う血球系細胞。肥満細胞とも呼ばれる。この「肥満」は、ヒスタミンやプロテアーゼ、ヘパリンなどを充満させた顆粒を大量に持っていることから名付けられている。血管が分布する組織のほぼ全てに存在する。肥満細胞は免疫反応やアレルギー反応を担う細胞であり、皮膚や粘膜など全身に広く分布しています。たくさんの顆粒(物質を溜め込む袋)を細胞内に持っており、この顆粒内にはさまざまな化学物質が蓄積されています。マスト細胞の表面…
ワクチンを体内に取り込ませることで、予めその病原体に対する免疫反応を起こさせ、その後の感染に対する免疫を作らせること。確実に免疫を獲得させるため、同じ種類を複数回接種する場合もある。
ヘルパーT細胞とは逆に、免疫反応の抑制を行うT細胞。レギュラトリーT細胞やサプレッサーT細胞とも。ヘルパーT細胞やキラーT細胞の働きを止めることで、体の負担を抑える働きをする。制御性T細胞は、それを取り除くと自己免疫疾患が起こる細胞として発見された。増殖したT細胞が機能を実行すると、大量のサイトカインが放出されるなど体の負担は極限に達する。場合によっては、免疫反応が原因で死に至ることもある。... 千倍に増えるヘルパーT細胞やキラーT細胞の傍らで、同じく千倍に増えた制御性T細…
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