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免疫細胞を参照。
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グリア細胞のひとつ。グリア細胞全体の10%程度を占める。小膠細胞とも。脳に存在し、変性した細胞などを貪食する。その働きがマクロファージに似ていることから、脳のマクロファージとも呼ばれる。また、脳の損傷を感知して炎症性サイトカインを分泌し、アストロサイトを神経保護型の反応性アストロサイトへ変化させて血球の浸潤を防ぐという、外傷性脳損傷に対する防御作用を持つことが確認されている。グリア細胞の1種で脳内における免疫担当細胞。正常状態では、突起を周囲に伸ばして周辺環境を常に監視してお…
腸管のパイエル板に存在する、微絨毛の発達していない上皮細胞。基底膜に接する細胞膜が大きく陥凹しており、そこに樹状細胞やT細胞、B細胞が入る空間を持ち、さらに腸管内の抗原(細菌など)を取り込んで、それを樹状細胞に渡すことでT細胞の活性化を行う。取り込んだ抗原をできるだけ早く免疫細胞に渡すため、ポケットのような形をしている。RANKリガンドによって分化が誘導される。また、分化にはSpi-Bが必須とされる。M細胞は腸管内腔に存在する抗原をトランスサイトーシスにより腸管関連リンパ組織…
インターロイキンのひとつ。IL-10のファミリーに属し、腸管上皮細胞の防御機能に関与する。自然リンパ球やTh17細胞によって産生される。上皮細胞などの非免疫担当細胞に作用して抗菌物質の発現などに関与するとされる。受容体に結合することでSTAT3がリン酸化され、AMPや粘液関連分子の発現が促進される。
免疫担当細胞とも呼ばれる。白血球の総称。
抗原に対する抗体を産生して、それを排除する免疫の反応。免疫反応とも呼ばれる。リンパ球を主体とする。自己と非自己を見分けて、非自己に対してのみ反応が起こる。ある物質で免疫反応を起こさせることができるとき、その物質には「抗原性(免疫原性)がある」と言う。免疫反応は,病原性微生物のみならず異種動物の成分や細胞,動植物由来のタンパク質や多糖類,化学物質等,「自己」以外のあらゆるものに対して起こり得る。生体に異物が侵入すると,貪食作用を有するマクロファージに取り込まれ,免疫担当細胞の活…
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