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免疫担当細胞とも呼ばれる。白血球の総称。
関連する用語
シグレックのひとつ。免疫細胞表面のシアル酸に結合するとすることで、その免疫細胞の機能を抑制する作用を持つ。ギラン・バレー症候群では変異したシグレック10が集積する。これはガングリオシドに結合できないために、ガングリオシドに反応した免疫細胞の活性化を抑制できず、ガングリオシドへの自己抗体産生が起こると考えられている。タグ:
全ての細胞傷害性を有する免疫細胞(NK細胞やキラーT細胞、γδT細胞)に発現する、数本の糖鎖を有するタンパク質。これらが抗原受容体が標的細胞上の抗原を認識すると、標的細胞との接触面から脱顆粒により放出される。小胞体中で合成された後、阻害剤であるカルレティキュリンと結合し、ゴルジ体の働きにより傷害性顆粒の中に運ばれる。パーフォリンの働きは、カルシウムイオン依存的に標的細胞(病原体などの感染を受けた細胞)に5〜20nmの穴を開けて、グランザイムが細胞内に入れるようにすること。これ…
ハトムギの殻実を収集し脱穀して乾燥させた子実。古くから利尿、鎮痛、健胃を目的として用いられている生薬(漢方)のひとつ。漢字では薏苡仁。抗腫瘍作用やIL-1産生増強による免疫細胞活性化、疣(尋常性疣贅、青年性扁平疣贅、尖圭コンジローマ)に対する効果などが報告されている。トリリノレインを含む。タグ:
糖鎖(糖タンパク質やオリゴ糖など)の非還元末端に局在する酸性の九炭糖の総称。ノイラミン酸を骨格とするアシル化誘導体。N-アセチルノイラミン酸やN-グリコリルノイラミン酸、デアミノノイラミン酸などがあり、カルボキシル基に起因する負電荷を持つ。ヒトの細胞表面に豊富に存在し、その負の電荷によって好ましくない細胞間相互作用を妨げる働きを補助する。シアル酸を含む糖鎖は細胞の外側に存在し、シアル酸結合タンパク質を介した免疫細胞同士の結合に関わる。シアル酸の重合体であるポリシアル酸は情動や…
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
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