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動物の体内(腹腔や胸腔の内側)にある器官の総称。
関連する用語
外尿道括約筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋の協調により、精液が後部尿道を経て体外へ射出される現象。精液が膀胱内へ逆流(逆行性射精)しないよう内尿道口の閉鎖が起こる。陰茎への刺激などによる性的興奮が中脳、延髄を経て胸腰髄の射精中枢へ伝わり、さらに腰内臓神経、上下腹神経、下腹神経、骨盤神経叢、精路の順に刺激が伝達される。
体内の血液中や内臓などに蓄えられる脂肪。「中性」は、脂肪酸がグリセリンと結びついた結果、中性となることに由来する。化学的にはグリセリンが持つ1〜3つのヒドロキシ基に脂肪酸が結合したもの、すなわちアシルグリセロール(モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、トリアシルグリセロール)のことを指すが、生体内の中性脂肪はほとんどがトリアシルグリセロールであるため、トリアシルグリセロールと同じ意味で使われることが多い。トリアシルグリセロール(TAG)は中性脂肪の主成分であり、その役…
内臓平滑筋の痙攣の治療や塞栓症、循環障害に対する血管拡張などに用いられる有機化合物。傷害された細胞や免疫細胞から放出されるHMGB1がRAGEに結合するのを阻害することで、炎症を抑制する作用を持つことが報告されている。
サンショウに含まれる辛味成分。分子内に4つの二重結合を含むアミド。ヒドロキシ-α-サンショオールとも。大脳に作用し内臓の働きを活発化させる働きや麻痺作用を持つ。辛味はカプサイシンに比べて非常に弱いが、TRPV1の活性化し、麻酔のような痺れをもたらす。また、カリウムチャネルのKCNK3とKCNK18の抑制を介して痛覚だけではなく触覚に分類される感覚神経を活性化することが報告されている。
大脳皮質の側頭葉と前頭葉の境界(一次体性感覚野および二次体性感覚野の腹側)に位置し、吻尾側方向に長く嗅溝に平行して存在する部位。扁桃体や視床下部などの大脳辺縁系からの豊富な入力を受ける。自身の身体内部から生じる感覚と環境情報(体温、空腹、渇き、息苦しさ、痛みなど)を統合し、適切な情動反応に結びつける中心的な機能を担うとされる。単に島とも呼ばれる。前部には味覚野があり、その後部には内臓機能を制御する領域が隣接して存在する。カプサイシンの摂取によって島皮質の味覚野が活動することが…
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