最近更新された用語
動物の体内(腹腔や胸腔の内側)にある器官の総称。
関連する用語
精巣の周囲に液体が貯まることで陰嚢が膨らんだ状態。男の新生児にはよく見られる。陰嚢水腫とも。鼠径部に見られるものは精索水腫と呼ばれる。鼠径ヘルニアと原因は同じ(腹膜鞘状突起が閉塞しないこと)であるが、内臓ではなく液体のみが侵入したもの。夕方から夜にかけて大きくなる。鼠径ヘルニアを併発しなければ、多くは自然に消滅するとされる。タグ:
皮膚T細胞性リンパ腫において最も頻度の高い症状とされる皮膚病変。高齢者に多く、発生箇所は日の当たらない部分が多いとされる。初期は乾癬など他の炎症性皮膚疾患に似た皮疹・紅斑が現れ、進行すると皮膚の萎縮や色素沈着、隆起やびらん、しこり、紅皮症などが起こる。場合によってはリンパ節や内臓に浸潤して致命的。タグ:
身体が持つ温度。通常は平衡温を指す。健常者の平均体温は36.89±0.34ヒトを含む哺乳類は恒温動物であり、外界の温度に関わらず体温を一定(約37℃)に保とうとする。体温を維持するためのエネルギーは、食物を異化する際に生じるもの。内臓の温度を特に深部体温と呼ぶ。体温は細胞単位で調節されることが確認されている。環境温度が低下すると細胞自らが温度の変化を感知し、細胞を構成する脂質分子の形を変化させることで温度調節を行う。細胞による温度調節に関わる脂肪酸不飽和化酵素のDESAT1は…
体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
骨髄あるいは全身の臓器の血管の周囲に存在する幹細胞(体性幹細胞)。骨芽細胞や軟骨などの骨組織(軟骨芽細胞)、脂肪(脂肪前駆細胞)、神経細胞、血管内皮細胞、肝細胞など様々な細胞に分化できることが報告されており、再生医療への応用が期待されている。成体では主に線維芽細胞を生み出す。CCL2やCCL5などのケモカインを産生する。間葉系幹細胞は、発生過程で中胚葉から分化する脂肪や骨にすることができ、その上、成人の骨髄、脂肪組織や歯髄などから比較的容易に得ることができます。これまでの研究…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。