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内臓の周辺(内臓と腹腔の壁の間)に蓄積される脂肪細胞。男性は皮下脂肪より内臓脂肪が多くなりやすい。*1
内臓脂肪による肥満を特に内臓脂肪型肥満?と呼ぶ。
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脂肪細胞のひとつ。ひとつの大きな脂肪滴を持つため、単胞性脂肪細胞とも呼ばれる。トリアシルグリセロール(中性脂肪)を皮下脂肪や内臓脂肪として体内の余分なエネルギーを蓄積する。白色脂肪細胞の細胞表面にはインスリンの受容体が存在し、インスリンが結合することで血液中からグルコースを取り込み中性脂肪として蓄える。また、アディポサイトカインを分泌して全身の機能調節に関わる。交感神経(アドレナリン受容体)によって活性化され、必要となった時に、蓄積している脂肪をエネルギーとして使用するために…
体に脂肪(脂肪細胞)が過剰に蓄えられた状態のこと。肥満の生理学的な定義は「脂肪組織の過剰蓄積した身体症状」とされており、単に体重で決まるわけではない。日本の基準では、BMIが25以上だと肥満と認定される。国際基準では、BMI30以上である。疫学調査から、日本人では25を超えた人は超えない人にくらべて糖尿病や高血圧、高脂血症、心筋梗塞などを発症しやすくなるのです。一方、米国ではBMI30以上を肥満としていますが、根拠は日本と同じです。つまり、日本人は米国人に比べて肥満に弱いとい…
内臓脂肪や皮下脂肪が極度に減少する疾患。脂肪異栄養症とも。糖尿病や腎臓病、抗HIV薬の副作用などの合併症として確認されている。γ-リノレン酸またはトリアシルグリセロール型アラキドン酸の摂取がリポジストロフィーを改善することが示唆されている。タグ:
体内の血液中や内臓などに蓄えられる脂肪。「中性」は、脂肪酸がグリセリンと結びついた結果、中性となることに由来する。化学的にはグリセリンが持つ1〜3つのヒドロキシ基に脂肪酸が結合したもの、すなわちアシルグリセロール(モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、トリアシルグリセロール)のことを指すが、生体内の中性脂肪はほとんどがトリアシルグリセロールであるため、トリアシルグリセロールと同じ意味で使われることが多い。トリアシルグリセロール(TAG)は中性脂肪の主成分であり、その役…
キノコの細胞壁に含まれるキチンを脱アセチル化して得られるキトサン。内臓脂肪減少作用が報告されている。キトグルカンとも。
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