出血性膀胱炎(hemorrhagic cystitis) †
出血を伴う膀胱の炎症。ウィルス、細菌、薬剤(抗がん剤、免疫抑制剤、抗アレルギー薬、抗生物質、漢方)の副作用、放射線などが原因となる。*1
症状は頻尿、排尿時の痛み、残尿感、血尿。中〜重症では肉眼で血液が混ざっていることが確認できる。
抗がん剤ではシクロホスファミドやイホスファミドが出血性膀胱炎を起こすことが知られている。これらの代謝産物であるアクロレインなどが尿中に排泄され膀胱粘膜を障害することが原因とされる。これは尿量が3Lになるよう水分を多く摂取し、以上速やかに排泄することで予防できる。
ご意見・ご要望をお聞かせください。
出血性膀胱炎に関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-04-24 (水) 13:00:42