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ある物質的特性を示す、原子が2個以上結合してできる物質。
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免疫系からの感染の情報を体温調節を担う脳の神経系へ伝達し、発熱を惹起する分子。プロスタグランジンE2など。
グルコースなどの糖が枝分かれしながら鎖状に繋がった分子。多くはタンパク質や脂質などに結合した状態で存在する。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。動物では体内の半数以上のタンパク質に糖鎖が結合している。同じタンパク質でも健康なときと病気のときとで糖鎖の形が変化することが知られている。小胞体膜に存在するドリコール脂質上に作られる。糖鎖の構築にはグルコースが必要であることが報告されている。糖鎖は、細胞小器官の1つである小胞体膜に存在するドリコール脂質上に構築され、複数の段階を…
海綿由来の合成糖脂質。元はキリンビール(株)の研究チームが沖縄産海綿動物から発見したスフィンゴ糖脂質。α-GalCerとも。体内では樹状細胞などの抗原提示細胞に取り込まれ、抗原提示分子であるCD1dを介してNKT細胞を活性化する。Rは脂肪酸。NKT細胞に対する代表的な抗原であり、様々なサイトカインを産生させる。タグ:
チオール基に過剰に硫黄原子が付加したポリスルフィド構造を持つ化合物の総称。アミノ酸のシステイン(CysSH)などにサルフェン硫黄が連結した分子。通常のチオールの誘導体に比べて高い求核性と抗酸化活性を有する。超硫黄分子とも。システインパースルフィドなど。様々な化学物質(環境中親電⼦物質)を活性硫黄分子種が捕獲・不活性化することで毒性や疾患の原因となる酸化ストレスから細胞を保護するなど、細胞毒性を防ぐことが知られている一方、化学的反応性が⾼く、過剰な増加は逆に硫黄ストレスの原因と…
アミノ酸のひとつ。δ-アミノレブリン酸とも。ヘム生合成における中間代謝産物。体内ではグリシン、ビタミンB6、スクシニルCoAからミトコンドリア内の5-アミノレブリン酸シンターゼに触媒されて生成される。生成はヘムによる負のフィードバックを受ける。プロトポルフィリンの合成における中間代謝物。加齢によって生産性が低下する。ポルフィリン症や鉛中毒では血液や尿中に増加する。5-アミノレブリン酸とクエン酸第一鉄ナトリウムの摂取が、運動の効率を上昇させることが報告されている。アミノレブリン…
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