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アゾール系抗真菌薬のひとつ。環状β-アミノ酸で分枝鎖アミノ酸を輸送するトランスポーターによって真菌細胞内に細胞外液の200倍の高濃度で蓄積する。イソロイシルtRNA合成酵素に作用してタンパク質の合成を阻害する。
必須アミノ酸のうち以下の種類は、その枝分かれ構造から分岐鎖アミノ酸と呼ばれる。分枝鎖アミノ酸とも。-ロイシン-イソロイシン-バリン筋線維を構成するタンパク質の主成分。ヒトを含めた多くの動物に不可欠なアミノ酸で、最も必要量が多い。これらの不足が続くと、筋原線維タンパク質の低下が起こる。また、分岐鎖アミノ酸がインスリン抵抗性やインスリン作用の調節に関わることが示唆されている。BCAAは筋タンパク質中に含まれる必須アミノ酸のうち35%を占め、哺乳動物に必要とされる構成アミノ酸の40…
α-ケト酸デヒドロゲナーゼ複合体のひとつである多酵素複合体。ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体およびα-ケトグルタル酸デヒドロゲナーゼ複合体と共にミトコンドリアに局在する。分枝鎖アミノ酸に由来する分枝鎖α-ケト酸を酸化的に脱炭酸する反応を触媒する酵素であり、この反応は分枝鎖アミノ酸の代謝分解の律速段階。ロイシン、イソロイシンおよびバリンがそれぞれアミノ基転移を受けて生じるα-ケトイソカプロン酸、α-ケト-β-メチルバレリン酸およびα-ケトイソバレリン酸のいずれをも基質とする。触…
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