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輸送小胞に同じ。
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脳のカテコールアミンや膵臓のインスリンなどのホルモンを貯蔵する大型の分泌小胞。比較的緩やかに分泌が行われる。有芯小胞はゴルジ体から生成される。脳ではグルタミン酸などの神経伝達物質は小型のシナプス小胞に貯蔵され、ペプチド性の神経伝達物質は大型の有芯小胞に貯蔵されている。脳以外においては、膵臓のインスリンなどが有芯小胞に含まれている。内容物は小胞膜と形質膜との融合によるカルシウムイオン依存的な開口放出によって放出される。CAPS1は有芯小胞特異的に細胞質側から会合することが知られ…
カルシウムイオン結合型膜タンパク質。タンデムC2ドメインを有する。分泌小胞膜上に局在する。シナプス小胞や神経突起伸長時の成長円錐小胞に局在する膜タンパク質。カルシウムイオン依存性の神経伝達物質の放出過程を制御する。
分泌小胞膜上に局在することで、その細胞内輸送を制御するRab。SLPと結合する。また、血小板においてはMunc13-4を標的タンパク質としていることや、濃染顆粒を分泌の準備状態に維持する機能を担っている可能性が報告されている。
胃粘膜表面積の1~3%を占め、ヒスタミンを放出する細胞。胃酸の分泌に関与する。腸クロム親和性細胞様細胞とも。細胞質のヒスチジンデカルボキシラーゼでヒスタミンを産生する。分泌小胞(VMAT2)にヒスタミンを蓄えており、これを胃壁細胞のH2受容体に結合させることで胃酸を分泌させる。ガストリンによる胃酸の分泌はECL細胞からのヒスタミン遊離が不可欠であるとされる。
細胞毒性を持つ有機化合物。骨粗鬆症の治療薬であるビスホスホネート製剤(第一世代)の有効成分となる。クロドロネートとも。分泌小胞内にATPを運ぶ輸送体(VNUT)を阻害することで、疼痛や慢性炎症にも効果があることが報告されている。研究グループは、慢性疼痛を引き起こす原因になる慢性炎症にも着目。クロドロン酸は免疫細胞からのATP分泌を遮断することで、炎症性疾患の原因となる炎症性サイトカイン量が低減し、抗炎症効果を発揮することを見いだしました。また、プレガバリンよりも強い鎮痛作用を…
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