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輸送小胞に同じ。
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細胞内にある小胞が細胞膜の内側に融合して、小胞の中身を外部に放出するサイトーシス。開口分泌や吐細胞現象とも呼ばれる。分泌されるタンパク質などは、細胞内で合成された後、分泌小胞内に貯留されます。分泌小胞は、細胞質内を移動して細胞膜へと接近し、細胞膜と融合します。これにより、分泌小胞の内容物は細胞外へと放出されます。これをエキソサイトーシスと呼び、細胞膜と融合した小胞膜は、そのまま新たな細胞膜となります。消化酵素や神経伝達物質、ホルモンの放出方法のひとつ。エンドサイトーシスの逆の…
ATPを神経の中の小胞内に貯蔵する働きを持つヌクレオチドのトランスポーター。神経や内分泌、免疫細胞の分泌小胞に局在し、膜電位差を駆動力として塩化物イオン依存的にATPを小胞内に輸送する。分泌小胞が開口放出されると、ATPやその代謝物がプリン受容体に結合し、下流に情報を伝達する(プリン作動性化学伝達)。脊髄後角の神経細胞に存在する。神経損傷などの刺激によって小胞内のATPが細胞外へ放出されると、それがミクログリアのP2X4受容体に結合して痛みを起こす。エイコサペンタエン酸(EP…
脳のカテコールアミンや膵臓のインスリンなどのホルモンを貯蔵する大型の分泌小胞。比較的緩やかに分泌が行われる。有芯小胞はゴルジ体から生成される。脳ではグルタミン酸などの神経伝達物質は小型のシナプス小胞に貯蔵され、ペプチド性の神経伝達物質は大型の有芯小胞に貯蔵されている。脳以外においては、膵臓のインスリンなどが有芯小胞に含まれている。内容物は小胞膜と形質膜との融合によるカルシウムイオン依存的な開口放出によって放出される。CAPS1は有芯小胞特異的に細胞質側から会合することが知られ…
カルシウムイオン結合型膜タンパク質。タンデムC2ドメインを有する。分泌小胞膜上に局在する。シナプス小胞や神経突起伸長時の成長円錐小胞に局在する膜タンパク質。カルシウムイオン依存性の神経伝達物質の放出過程を制御する。
分泌小胞膜上に局在することで、その細胞内輸送を制御するRab。SLPと結合する。また、血小板においてはMunc13-4を標的タンパク質としていることや、濃染顆粒を分泌の準備状態に維持する機能を担っている可能性が報告されている。
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