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ある物質が化学反応によって生成される元となる物質のこと。
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インターロイキンのひとつ。インターロイキン-1β。シグナルペプチドを持たない炎症性サイトカイン。IL-1β前駆体がカスパーゼ1などの変換酵素によって成熟型IL-1βへとプロセシングされることで炎症を惹起する。タグ:
膵管から十二指腸に分泌される、セリンプロテアーゼに分類される消化酵素。エンドペプチダーゼに属する。前駆体はトリプシノゲン。リジンやアルギニンなどの塩基性アミノ酸のカルボキシル基側のペプチド結合を加水分解する。トリプシンはタンパク質切断反応において特別なセリン(serine)アミノ酸を用いることから、セリンプロテアーゼ(serine protease)として知られている。トリプシンが膵臓のタンパク質を分解することで膵炎の原因となる。トリプシンを分解するヒト腸内細菌が存在し、トリ…
酸味があるジカルボン酸。分子式は C4H6O5 クエン酸回路においてフマル酸ヒドラターゼによってフマル酸と水から生成される。また、オキサロ酢酸からリンゴ酸デヒドロゲナーゼに触媒されて生成される。ピルビン酸の前駆体。ヒトや土壌微生物が分解でき、食品添加物に利用されている。また、化粧品のpH調整剤として使用される。糖新生に必要なNADH2+の供給源となる。タグ:
n-3系脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸のひとつ。EPAと呼ばれることが多い。イコサペント酸やIPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれる。エイコサペンタエン酸は青魚やアマニ油などに豊富に含まれ、体内で神経機能に重要なドコサヘキサエン酸になる。血小板を凝集させる物質の生成を抑制することで、血栓を出来にくくしたり、血液中の中性脂肪やLDLを減少させる効果があることから、エイコサペンタエン酸は中性脂肪を下げる薬(EPA製剤)として認められている。EPAは肝臓におけるVLDLの分泌低下…
トリプシンの前駆体(プロ酵素、チモーゲン)。膵臓から分泌され、膵液に含まれる。トリプシノーゲンとも呼ばれる。エンテロキナーゼの働きによって十二指腸でトリプシンとなる。タグ:
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