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ブルンネル腺を参照。
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胃腺の主細胞から分泌される、ペプシンの前駆体(プロ酵素)。ペプシノゲンの約1%の量が血液中に存在する。ペプシノーゲンとも。ペプシノゲンの活性化(ペプシンに変化する)には、pH3以下の酸性の環境が必要。胃がんの予兆を知るために、この血液中の濃度を測定することで胃粘膜の萎縮を調べる検査をペプシノゲン検査という。ペプシノゲンはペプシノゲンⅠとペプシノゲンⅡの2種類に大別される。前者は主に胃底腺の主細胞より分泌され、後者は胃底腺の他に噴門腺、幽門腺、十二指腸腺にも存在する。
十二指腸に存在する、腸液を分泌する外分泌腺。十二指腸腺やブルンナー腺とも呼ばれる。ブルンネル腺からの分泌液は、pHが8.1〜9.3の強いアルカリ性を示す。ブルンナー腺は主に粘膜下層ある分枝した粘液腺で、通常は十二指腸の陰窩底部に開口している。ブルンナー腺の一部は粘膜固有層にもみられる。ブルンナー腺が小腸陰窩を介さずに絨毛上に導管を伸ばすようにして直接腸管腔に開口することがある。
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