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単細胞生物を参照。
関連する用語
細胞内に存在する、カルシウム依存性のプロテアーゼ。哺乳類には15種類のカルパインが存在する。カルパインは現在までに調べられた全ての多細胞真核生物と、ほとんどの単細胞真核生物と一部の真正細菌に存在し、スーパーファミリーを形成するCysプロテアーゼである。活性化することによって細胞死を誘導する。緑内障における活性化が確認されており、カルパイン活性を抑制することで網膜神経節細胞を細胞死から保護できることが示唆されている。-カルパイン1(μ-カルパイン)-カルパイン2(m-カルパイン…
肉眼で判別できないような微小な生物のこと。直径1mm以下の生物。ウイルスも含める場合がある。通常、微生物と呼ばれるものには菌類(かび、酵母、きのこ)、細菌(放線菌を含む)、原生動物、ウイルス、及び一部の単細胞藻類が含まれる。オランダのレーウェンフック(Antonie van Leeuwenhoek)によって、微生物(細菌)の存在が確認された。発見当時は小動物(little animals)と記述された。
穀粒の内胚乳の外側を覆う層。襖(ふすま)の一部。層の厚さは1つの細胞(単細胞層)の高さであり、層を構成する細胞は厚い壁を持つ大きな長方形。小麦の製粉時にはふすまとして分けられる。ふすまの他の成分とは異なり、タンパク質や脂質(トリグリセリド、糖脂質、リン脂質)、ミネラルを含む。麦のアリューロン層にはデンプンを分解してマルトースを生成する酵素が多く含まれる。
カビ、キノコ、酵母などの菌の総称。菌類とも呼ばれる。名前に菌と付くが、細菌とは異なる。細菌は原核生物だが、真菌は真核生物である。大部分の真菌は動物の死体や落ち葉などの有機物を活発に分解し、自然界の物質循環に関わっているが、一部はヒトに感染し感染症(真菌症)を引き起こす。真菌は人間の細胞に似ているため薬物治療が効きにくい。真菌症のうち深在性真菌症は、ヒトの組織内部に侵入して感染を引き起こすもの。一般にカビと呼ばれているのは、菌糸の部分で、単細胞の場合については酵母と呼ばれていま…
ひとつの細胞だけで体ができている生物。複数の細胞が集まってできている体を持つ多細胞生物は、単細胞生物が進化したものと考えられている。単細胞生物は分裂して増殖(無性生殖)するが、分裂できる回数が限られている。したがって、分裂できなくなると接合を行う。今からちょうど50年前の1954年、米国のソネボーンという研究者がゾウリムシの1匹が分裂して2匹になったら、それぞれ分けて1匹ずつ別の容器に入れ、 その次分裂したらまた分けて、と繰り返して絶対に接合しないようにしてやったところ、 約…
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