最近更新された用語
卵子が作られる楕円形の器官。卵管采に排卵を行う。
関連する用語
アンドロゲンをヒドロキシ化し、それをエストロゲンへの転換する反応を触媒する酵素。シトクロムP450のひとつ。エストロゲン合成酵素とも。エストロゲンであるエストロンとエストラジオールはアロマターゼによって、それぞれアンドロステンジオンとテストステロンから生成される。エストロゲンが産生される臓器や組織に発現する。女性では卵巣の顆粒膜細胞や胎盤の合胞体栄養膜細胞に、男性には精巣のライディック細胞に高発現する。性腺以外では脳、乳腺、脂肪、筋肉、皮膚などに局在する。閉経後の女性は、副腎…
卵巣(の中の卵胞)から卵管に卵子を放出すること。月経の初日から排卵までの期間は卵胞期と呼ばれる。卵巣から性ホルモンが脳に作用し、脳内のGnRH1ニューロンで作られたGnRHが脳下垂体で放出されることで脳下垂体から生殖腺刺激ホルモンLHが一時期に大量放出される(LHサージ)と排卵が生じる。脳内のGnRH1ニューロンの高頻度の活動が規則的排卵を起こすことが確認されている。タグ:
卵巣悪性腫瘍の2%程度とされる稀な卵巣がん。初期の発症から数十年の歳月をかけて再発・転移する。有効な治療法は確立されていない。顆粒膜細胞腫の悪性化を司る因子としてGPRC5Bが報告されている。タグ:
TGF-βスーパーファミリーに属する二量体糖タンパク質。発育過程にある卵胞(前胞状卵胞)や、精巣のセルトリ細胞から分泌され、ミュラー管の退縮と男性の生殖器の形成に関わる。女性において、その分泌は思春期後に高値となり閉経で検出不可能となるまで加齢とともに減少する。卵巣の予備能(卵巣内の卵の数)を反映するとされる。タグ:
生殖細胞など未分化な細胞を起源とする腫瘍。奇形腫とも。通常のがんとは異なり細胞、組織の分化が生じることが特徴。ヒトの卵巣性テラトーマでは細胞塊中に髪の毛や歯が形成される例が知られている。卵巣性テラトーマの原因遺伝子の一つとして4型メラノコルチン受容体(MC4R)遺伝子が報告されている。タグ:
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。