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化学構造中に硫黄を含むアミノ酸。メチオニン、システイン(シスチン)、ホモシステインを指す。
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植物に含まれるタンパク質(アルブミン)。ゴマや大豆、ピーナッツなどに含まれ、アレルゲンとなる。蕎麦アレルギーの主要なアレルゲンのひとつが2Sアルブミンであることが知られている。これら植物2Sアルブミンは、貯蔵タンパク質でプロラミンスーパーファミリーに属し、低分子量ながら複数のジスルフィド結合を持っているので、分子構造が安定しているため消化などに耐性であると考えられます。含硫アミノ酸(システイン、メチオニン)を多く含むため、栄養改善の目的で遺伝子組み換え技術によりブラジルナッツ…
アミノ酸のひとつ。日常の食事から十分に摂取する事が難しいため、準必須アミノ酸とされることもある。前駆体はメチオニン。2分子のシステインが結合したアミノ酸はシスチン。アルコール摂取後の胃液中のアセトアルデヒドの増加を抑える作用があり、二日酔い防止のサプリメントに含まれる。β細胞のインスリン分泌の調節に関与する。含硫アミノ酸であり、タンパク質中のジスルフィド結合の形成に関わる。タンパク質中のシステイン残基は活性酸素によって容易に酸化される。システインのチオール基が酸化されることで…
2つのシステインの酸化によって結合したアミノ酸。2つのシステインはジスルフィド結合によって繋がる。毛髪や皮膚、爪などの約10%を占める。ケラチンの物理化学的な強度は、その内部でシステインからシスチンができることで向上する。毛包中の角化過程で、システインからシスチンへの酸化反応が進み、角化が終了し頭皮から毛幹が突き出す段階では、システイン残基(-SH)の個数は、シスチン結合(-S-S-)の10分の1にまで減少している。アミノ酸であるシスチンは、二分子のシステインが酸化により結合…
化学的にはアミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ有機化合物の総称。タンパク質(ペプチド)を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOHRの部分は側鎖と呼ばれ、アミノ酸ごとに異なる。タンパク質を食べると体内でアミノ酸に分解される。人体の約20%がアミノ酸で構成されている。アミノ酸は500以上の種類があるが、人間が必要とするアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は必須アミノ酸である。アミノ酸は十分なエネルギーの存在下…
必須アミノ酸のひとつ。含硫アミノ酸のひとつ。組織の成長や修復に必要で、皮膚や毛髪のしなやかさと爪の強度に関わる。システインやホモシステインの合成に必要。また、ホモシステインからメチオニンシンターゼによってメチオニンに再合成される。その半数近くが肝臓で代謝される。SSG1がメチオニンの代謝に関わるとされる。
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