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脳が活動している睡眠。眼球の急速な動き（REM : rapid eye movement）が起こることが名前の由来。ノンレム睡眠の後に起こる。通常は総睡眠時間の20～25%を占める。覚醒時に似た速い周波数成分の脳波が観測される。明確な夢を見るのはレム睡眠時。睡眠中のマウスの脳において、レム睡眠中に大脳皮質の毛細血管への赤血球の流入量が大幅に増加し、活発な物質交換が行われていることが報告されている。血流量の増加にはアデノシン受容体が重要。ヒトにおいてはレム睡眠が少ないとアルツハ…

言語の聞き取りに重要な500〜2000Hzまでの周波数。

周波数の単位。

脊椎動物の皮膚内にある細胞。主に表皮の下層部に分布する機械受容器。メルケル盤とも。1875年にドイツのフリードリヒ・シグムンド・メルケル（Friedrich Sigmund Merkel）によって発見された。皮膚に触れたという情報（触覚）を脳に伝達する役割を持つ。主に皮膚への持続的な圧力の感覚を受け取る。皮膚の温度低下の知覚にも関わる。振動刺激に対して最も鈍感であり、振動周波数には影響を受けない。メルケル細胞ポリオーマウイルスはメルケル細胞がんの原因となる。

脳を休める深い睡眠。レム睡眠で見られる眼球の動き（REM : rapid eye movement）が起こらない。睡眠前半には深いノンレム睡眠が多く、睡眠が不足しているほどそれは多くなる。入眠直後は必ずレム睡眠より先に起こる。遅い周波数成分が多い脳波が観測される。睡眠全体の75%程度を占める。

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