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呼吸に努力が必要な状態のこと。息切れとも呼ばれる。
呼吸困難とは、「呼吸がしづらい」「息が詰まる感じ」「空気を吸い込めない感じ」などの自覚的な症状です。*1
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心筋が薄く拡大し、その収縮能が低下して左心室の拡大が起こり、心不全が引き起こされる心筋症。指定難病のひとつ。遺伝的要因による発症が確認されている。症状は呼吸困難、鬱血、下肢や顔面の浮腫、食欲低下、倦怠感、手足の冷え、尿量の減少、不整脈による動悸、心室性不整脈による失神・突然死など。症状は発症初期には現れない。左室補助装置の植え込みや心臓移植を必要とする重症心不全患者の約7割を占める心筋症。小児期に発症するものは重症化して心臓移植が必要となる場合がある。ナチュラルキラーT細胞(…
数週〜数ヶ月で急速に進行する腎不全と血尿、蛋白尿、赤血球円柱、顆粒円柱等の腎炎性円柱などを特徴とする、腎臓の糸球体に起こる炎症。平均発症年齢は65~70歳と高齢者に多い。腎生検では半月体が認められる。発症には自己免疫が関わると考えられている。症状は全身倦怠感、微熱、食欲不振、息切れ、呼吸困難、咳、血痰、痺れ、出血斑などがある。無症状の場合もあるとされる。タグ:
異常な平滑筋様細胞(LAM細胞)が肺を中心にリンパ節や腎臓などで増殖する稀な疾患。比較的ゆっくり増殖する良性腫瘍。肺に多数の嚢胞ができる。結節性硬化症と併発する場合がある。妊娠可能な年齢の女性に多い。症状は肺病変による労作時の呼吸困難、咳嗽、血痰、喘息様の喘鳴など。進行すると安静時も呼吸困難を感じるようになる。気胸、胸水や腹水を合併することがある。原因としてがん抑制遺伝子であるTSC1あるいはTSC2の異常が知られている。結節性硬化症に伴って発生するTSC-LAMと、単独で発…
細菌の感染が原因となる肺炎。原因となる細菌には肺炎球菌(主にストレプトコッカス・ニューモニエ)、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌、モラクセラ・カタラーリス、肺炎桿菌などがある。世界中で毎年100万人以上が死亡する。自覚症状は発熱や倦怠感、咳、痰(黄色のことが多い)、呼吸困難。結核菌による細菌性肺炎は肺結核として区別される。タグ:
小麦製品の摂取後に運動などの二次的要因が加わることで起こる小麦アレルギー。小麦依存性運動誘発アナフィラキシーとも。症状は蕁麻疹や下痢、腹痛、呼吸困難。重篤な場合はアナフィラキシーショックが起こる。主なアレルゲンは小麦中のω-5グリアジンであることが知られている。また、発症リスクが特定のHLA(HLA-DPB1*02:01:02)であることが報告されている。タグ:
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