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組織が集まってできる、内臓のように形と働きを持つ単位。
動物の器官のことを特に臓器と呼ぶ。
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ヘッジホッグのひとつ。ソニック・ヘッジホッグ。骨折初期には骨折部位の骨髄細胞に、仮骨形成期には軟骨表面の骨芽細胞に発現するタンパク質。骨芽細胞の分化の促進や骨芽細胞から破骨細胞分化因子(RANKL)を誘導するなど、骨折の修復に関わる。歯の発生初期にはエピプロフィンによって誘導され、歯冠や歯根の形態に関わる。Shhタンパク質は、発生の初期段階において重要な役割を果たす形態形成因子Shhの濃度勾配が保たれないと多指症の原因となる。タグ:
生物が外界を見るための器官。物体に反射する光を受け取り、その形状や色、位置などの情報を得る。眼とも表記される。目に入ってきた光は、眼球の前側にある角膜、虹彩、水晶体、硝子体を通って眼球の奥にある網膜上に像を結ぶ。外気に接する角膜は涙による膜(涙膜)によって保護されている。目の分解能(識別できる大きさ)は0.1mmとされる。出典: ウィズダムブック社 矢作徹 2009年版 近視レーザー手術ガイドブック(2008/12/25)角膜は光を75%曲げ、水晶体は25%曲げる。レンズの形…
同種の他の個体に作用して行動反応や内分泌反応を引き起させるために分泌される物質。仲間への危険伝達や攻撃行動、ストレスの制御、生殖行動などに関わるとされる。例えば、オスのマウスが尿に応答するフェロモンを受容すると、その情報が本能行動の制御に重要である視床下部の特定の神経回路を活性化することでオス間の攻撃行動が促進されることが報告されている。マウスを含む多くの生物において、フェロモンは鼻腔下部に位置する鋤鼻器に発現するフェロモン受容体で受容される。フェロモン受容体は多重遺伝子ファ…
細胞の内部には生体膜で区切られた多くの器官で埋め尽くされている。これらの細胞内に生息する個々の器官のことを細胞小器官と呼ぶ。オルガネラとも。それぞれの細胞小器官は細胞の活動に必要な特定の機能を持っている。かつてはそれぞれの細胞小器官は離れて存在すると考えられてきたが、細胞小器官同士が部分的に接していることが明らかになっている。小胞体と細胞膜が接する膜接触部位では、異なる種類の脂質の交換が行われていることが報告されている。-細胞膜(細胞を包む生体膜)-細胞核(DNAを持つ)-小…
SOXのひとつ。哺乳類の器官発生に関わる転写因子。性分化や軟骨細胞の分化に必須。哺乳類では胎児期の軟骨形成と精巣形成に深く関わることが知られており、その遺伝子変異は重篤な骨格形成異常や性転換の原因となる。SOX9陽性の基底上層細胞が毛包幹細胞の起源と考えられていたが、幹細胞領域には寄与せず分化細胞を生み出すのみであることが確認された。タグ:
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