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4つの単量体からなる多量体。
例えば、ヘモグロビンは4つのポリペプチド(グロビン)からなる四量体である。*1
関連する用語
家族性アミロイドポリニューロパチーの治療薬。トランスサイレチン(TTR)遺伝子変異によって不安定化したTTR四量体を安定化させる。商品名はビンダケル。ジフルニサルと類似した化学構造を持つが、シクロオキシゲナーゼ阻害作用がないため非ステロイド系抗炎症薬には分類されない。タグ:
A型インフルエンザウイルスの表面に存在する、97アミノ酸残基から成る膜タンパク質。四量体となってプロトンチャネルを形成する。ウイルス外部のpHが6以下の酸性となることで、このプロトンチャネルが開いてウイルスの脱殻が生じ、ウイルスRNAが細胞内に放出される。
細胞膜に存在する、水のみを選択的に通過させる砂時計のような構造のチャネル。多くが300個以下のアミノ酸で構成された6回膜貫通型の比較的小さい膜タンパク質。4つ集まって(四量体として)機能する。水チャネルとも。原始的な生物からヒトまでがアクアポリンを持つことが確認され、ヒトでは13種類の存在が報告されている。植物は動物よりも多くの種類を持つ。1992年にアメリカのピーター・アグレ(Peter Agre)が赤血球から発見した。-CHIPファミリー--アクアポリン0--アクアポリン…
グルタミン酸受容体のひとつ。AMPAをリガンドとする。AMPA型グルタミン酸受容体とも呼ばれる。シナプスのほとんど存在しない胎児期の神経細胞にも発現していることが確認されており、その細胞の増殖や分化などに関わるとされる。AMPA受容体の機能は、哺乳類の成体の脳で興奮性シナプス伝達の担い手として、学習・記憶に重要な役割を担っていることが知られています。神経細胞のシナプス可塑性に深く関わる。以下の4種類のサブユニットによって構成される四量体。-GluR1-GluR2-GluR3-…
赤血球に含まれる鉄を含んだタンパク質。血液100ml(1dL)あたりに12〜18g存在し、血液の成分では水の次に多い。血色素とも呼ばれる。酸素が多く存在する肺や動脈では、酸素と結びついて酸化ヘモグロビンとなり鮮やかな赤色になる。逆に酸素の少ない末梢組織では酸素を放出して還元ヘモグロビンとなり黒ずんだ色となる。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンは磁気的な性質が異なる。酸化ヘモグロビンは反磁性体であり、還元ヘモグロビンは常磁性体であるため、これはfMRI(BOLD)に利用される。…
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