健康用語WEB事典

固定薬疹(fixed drug eruption)

特定の医薬品を服用する度に、同じ箇所に発生する薬疹

固定薬疹は,1894年Louis Brocqが,アンチピリン服用時に限り身体各所の常に同一部位に生ずる境界鮮明,類円形の炎症皮疹を観察し,これをeruption erythemato-pigmentee fixeとして報告したのが最初である.その後,数多くの薬剤が同様皮疹を生ぜしめることが報告され,今日では薬疹の中で最も多く見られる発疹型として知られている.*1

*1固定薬疹の臨床的研究 松葉幹夫 千葉大学医学部皮膚科学教室 2014/8/26: https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/81/8/81_641/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2018-08-21 (火) 08:52:32