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食品の粘性(粘りや瀞み)を増強するために使用される食品添加物。
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マンヌロン酸とグルロン酸からなる直鎖のヘテロ多糖。昆布やわかめなど褐藻類の細胞外基質の主成分となる。その含量は乾燥重量の約30%を占めるとされる。海藻(Algae)から得られる酸性物質であることからその名が付けられた。その性状から食品の増粘剤やゲル化剤などとして利用される。マンヌロン酸を多く含むアルギン酸は柔らかく弾性の高い性状を示し、グルロン酸を多く含むアルギン酸は硬く脆い性状になる。その化学構造によって金属イオンを吸着させる。アルギン酸が金属イオンを結合するのは、主に脱プ…
虫の体を覆い、その呼吸を阻害することで効果を発揮するとされる殺虫剤。分子式 国内では、食品添加物のヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンとして増粘剤や乳化剤などとして使用される。タグ:
増粘剤や安定剤として使用される食品添加物。水溶性の多糖類。黒酵母によってデンプンから生合成される。グルコースが2つのα-1,4結合と1つのα-1,6結合を規則正しく繰り返した分子構造を持つ。結着力が強く、造膜性に優れています。食品の接着、バインダー、可食性フィルムの基材のほか、冷凍食品のドリップ抑制、菓子の食感改良などにも利用されます。水溶液は潤滑性に優れ、麺のほぐれ剤としても利用できます。医薬品分野での応用も研究され、コレステリル化したプルランとタンパク質抗原を結合させたナ…
海藻(褐藻類)に含まれる多糖類(水溶性食物繊維)。増粘剤やゲル化剤などの食品添加物として使用される。腸内細菌(バクテロイデス属)を増加させることで腸管の炎症性マクロファージを減少させ、メタボリックシンドロームを抑制する効果があることが報告されている。タグ:
紅藻類海藻に含まれる多糖類。食品添加物(増粘剤、安定剤、ゲル化剤など)や化粧品に利用される。カラギナンとも。名前の由来はアイルランドの海藻集荷地となった町の名前であるカラゲーン(Carraghen)とされる。海藻であるアイリッシュモス(コンドラスクリスパス)の抽出物から得られたためアイリッシュモスエクストラクトとも呼ばれた。市場に出廻っているゼリーにおいては、寒天やゼラチンをそのまま単一でゲル化剤としたものはほとんど姿を消し、代わって両者に比べて耐熱性、保水性に優れ、しかも口…
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