最近更新された用語
関連する用語
消化性潰瘍や胃炎に対する治療薬。胃粘膜壁細胞のH2受容体を選択的に遮断し、強力かつ持続的に胃酸分泌を抑制する。商品名はザンタック。
消化管の炎症や消化性潰瘍の治療薬。胃粘膜壁細胞のH2受容体拮抗薬。カプサイシン感受性知覚神経を介して胃粘液分泌促進作用および胃粘膜血流増加作用を示すとされる。中毒症状として幻覚や幻視、異常発言などの精神神経症状が報告されている。
血管の断面の円周方向に配列し、自律的に収縮・弛緩することによって血管径を制御する平滑筋。毛細血管には平滑筋がない。ノルアドレナリンが平滑筋のα受容体を刺激すると、カルシウムイオンチャネルが開き、細胞内のカルシウムイオン濃度が上昇して血管が収縮する。交感神経性血管収縮神経の末端から放出されたノルアドレナリンは、αアドレナリン受容体に作用し、細胞質カルシウム濃度を上昇させ、Ca2+感受性を亢進させて、血管平滑筋を収縮させる。副交感神経性血管拡張神経から放出されたアセチルコリンは内…
胃粘膜の胃腺に存在し、胃酸を分泌する細胞。壁細胞や胃壁細胞とも呼ばれる。G細胞から分泌されたガストリンによって胃酸の分泌が促進される。アピカル膜および胃細管小胞膜にはプロトンポンプが、基底側膜にはナトリウムポンプが発現している。
胃粘膜に存在し、胃酸分泌細胞を持つ外分泌腺。奥から主細胞、G細胞、壁細胞、粘液細胞の順に構成される。
訂正・追記要望等
ご意見・ご要望をお聞かせください。