多剤耐性結核菌 †
不適切な薬剤投与によって引き起こされるとされる。
結核菌の薬剤耐性は、染色体遺伝子の突然変異により一定の率で発生します。結核を一剤だけで治療すると、図1のようにその薬剤に耐性な菌が増殖してしまいます。続けて他の薬剤を一剤だけ使って治療すると、さらに多くの薬剤に耐性な菌が発生してしまいます。このような不適切な治療が多剤耐性結核菌を作り出します。また、治療の方法が正しくても結核菌の薬剤感受性を無視した化学療法を行うと、多剤耐性菌が発生してしまいます。*1
ご意見・ご要望をお聞かせください。
多剤耐性結核菌に関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:09:14