多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovarian syndrome : PCOS) †
成人女性において月経異常(無月経、稀発月経?、無排卵周期症?)、肥満、多毛、黄体ホルモン高値、多数の卵胞の嚢胞状変化(ネックレスサイン)などを症状とする症候群。*1
インスリンや黄体ホルモンによって卵巣や副腎皮質のアンドロゲン(男性ホルモン)産生量が増加し、排卵に異常を来すとされる。排卵障害は加齢とともに進み、月経周期も徐々に長くなる傾向にある。生理中の血液検査ではプロゲステロンが卵胞刺激ホルモンより高い。血液中のアンドロゲン値も軽く上昇している場合がある。*2*3
初期の治療は排卵誘発剤(クロミフェンなど)やステロイド(プレドニゾロンなど)、漢方(温経湯)など。排卵誘発剤に過剰に反応すると卵巣過剰刺激症候群を引き起こす場合がある。
*1KAKEN — 研究課題をさがす | 小児PCOS診断におけるLC-MS/MS唾液中ステロイドホルモン一斉分析の有用性 (KAKENHI-PROJECT-20790745): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20790745/
*2多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)|聖マリアンナ医科大学病院 生殖医療センター: https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/reproduction/feature/case/case03.html
*3KAKEN — 研究課題をさがす | 小児PCOS診断におけるLC-MS/MS唾液中ステロイドホルモン一斉分析の有用性 (KAKENHI-PROJECT-20790745): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20790745/
*2多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)|聖マリアンナ医科大学病院 生殖医療センター: https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/reproduction/feature/case/case03.html
*3KAKEN — 研究課題をさがす | 小児PCOS診断におけるLC-MS/MS唾液中ステロイドホルモン一斉分析の有用性 (KAKENHI-PROJECT-20790745): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20790745/
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このページの最終更新日時: 2019-04-30 (火) 13:12:11