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複数の細胞核を含む細胞。
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筋肉を構成する細胞(合胞体)。筋細胞とも呼ばれ、筋繊維とも書かれる。直径10〜150μm、長さ数〜30cmの細長い線維状で、多数の未分化な筋芽細胞が分化・融合して形成された合胞体(多核細胞)である。骨格筋の筋線維は長さが数cmにもなる長い円柱型の細胞。手足を動かすための筋肉は、膨大な数の筋肉細胞のかたまりです。これらを筋線維といいます。筋線維の1本1本には、脊髄にある運動神経細胞から出る神経線維の終末が入り込んでいます。筋線維は収縮性のタンパク質からなる直径1〜2μmの筋…
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
造血幹細胞から分化して細胞が融合した多核細胞。襞状の細胞膜構造体(波状縁)から酸とプロテアーゼを分泌して石灰化した骨基質とその中のコラーゲンなどのタンパク質を分解する。骨の成長や破壊(骨吸収)、修復に関与する。健康なヒトの骨には少ないが、関節リウマチや歯周炎などの慢性炎症では、限局した破骨細胞の形成の顕著な亢進が起こり激しい骨破壊が起こる。出典: 破骨細胞の分化と機能 免疫と骨代謝の接点 高見正道(昭和大学歯学部 口腔生化学)骨芽細胞が産生するマクロファージコロニー刺激因子(…
複数の筋芽細胞が癒合して生まれる、筋線維の元となる多核細胞。胎生期や筋線維の修復時に生み出される。筋管形成は胎生期だけでなく、筋収縮・弛緩により生じる筋線維の損傷によって促進され、筋線維の新生を通じて骨格筋における恒常性維持に重要な役割を果たしています。
単に核と書かれる場合もある。細胞の中で最大の細胞小器官。大きさは約5μm。細胞核は1つ以上の核小体を含んでいる。遺伝子を貯蔵する役割を持ち、リボソームの組み立てを行う。真核細胞の場合は、外膜と内膜からなる二重の膜(核膜)で覆われており、その外膜は粗面小胞体と連続し、内膜と外膜の間の空間は粗面小胞体の内腔と繋がっている。細胞核は格納されているDNAによっても、物理的な衝撃に対する弾力を得ていることが確認されている。本研究では、直径が髪の毛の百分の一ほど(〜1ミクロン)の細いガラ…
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