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多糖類のこと。
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ガラクトースの6位がカルボキシル基に置換された構造を持つウロン酸。ガラクトースの酸化によって生じるアルドン酸。ガラクチュロン酸とも。ペクチンの成分であるポリガラクツロン酸のモノマーとなる。ペクチンの基本成分はD-ガラクチュロン酸がα-1,4結合で直鎖状に結びつきポリガラクチュロン酸となる酸性多糖体で,ガラクチュロン酸残基のカルボキシ基(-COOH)は部分的にメチル基によりエステル化(-COOCH3)されている。
担子菌類に属する酵母状の真菌の属。クリプトコックスとも。病原性を持ち、クリプトコッカス症の原因となる。細胞壁の外側に多糖体で構成される厚い莢膜を有するのが特徴。-クリプトコッカス・ガッティ-クリプトコッカス・ネオフォルマンス
血液を加えた培地で培養すると溶血を起こすレンサ球菌。細胞壁を構成する多糖体の抗原性の違いによってA~V群(I、Jは欠番)に分類される。溶連菌(溶レン菌)とも。-A群レンサ球菌A群β溶血性連鎖球菌は溶連菌感染症の原因となる。
細菌の外側に存在し、その細菌を守る膜。多くは多糖体で構成される。莢膜を構成する多糖類は菌の種類によって異なり、その違いによって病原性にも差が現れる。細菌は外界からの攻撃に備えて菌体外多糖、いわゆる莢膜多糖を発達させています。特に病原菌では免疫系からの回避が重要で、このため特に生体の糖鎖と良く似た構造の多糖を生産しています。莢膜を持つ細菌に対しては、莢膜に特異的なIgG抗体を誘導し、オプソニン作用によるマクロファージや好中球による貪食が効果的とされる。
病原性大腸菌のグループの一つ。ベロ毒素とインチミンを産生する。数個の細菌でも重症を引き起こす場合がある。75℃で1分以上の加熱によって滅菌できる。腸管出血性大腸菌は、少数の菌(2~9個)でも、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの重篤な疾患を併発し、死に至ることもあるとされていますので、牛レバーは生では食べられません。細胞外膜の多糖体(O抗原)の構造の違いによる抗原性の異なりによって分類される。また、細菌の鞭毛を構成するタンパク質(鞭毛抗原、H抗原)にも抗原性があるため、そ…
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