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寝ている間の放尿現象。いわゆる「おねしょ」。
一般的には1週間に1回以上の夜尿があれば夜尿症と診断される。*1
関連する用語
小学校入学時期以降にも月に数回以上(1週間に1回以上)の夜尿が起こる状態。2014年における国際小児禁制学会(ICCS)の定義は「5歳以降で、1ヶ月に1回以上の夜尿が3ヶ月以上続くもの」とされる。膀胱や神経が未発達のため起こる。通常、加齢によって自然に治るが、ほぼ毎日夜尿のある小児は自然治癒しない恐れがある。治療薬はデスモプレシンやイミプラミン、抗コリン薬など。
体内から余分な水分や老廃物を排出するために腎臓で作られる無色から黄色を呈す液体。正常な場合のpHは6.0の弱アルカリ性。原尿のうち再吸収されなかった分が排泄される。正常であれば、尿の量は1回の排尿につき200〜400mlで、回数は1日あたり5〜7回、計1.0〜1.5リットルが体から排泄される。尿の黄色はウロビリンによるもの。水分を多く摂取すると尿の色は薄くなり、逆に水分摂取量が少ないと濃くなる。発汗が多い場合は尿の量は少なくなる。尿に糖やタンパク質が多く含まれると、排尿の際に…
腎臓でのバソプレシン(抗利尿ホルモン)に対する感受性が弱くなり、多尿や夜尿、新生児期には体重増加不良や発熱、嘔吐、便秘、痙攣などが起こる疾患。腎性尿崩症(NDI)は尿濃縮ができないことによる,多尿(尿の過剰産生)と多飲(過度の口渇)に特徴づけられる.未治療の罹患新生児は哺乳力低下と発育不全をきたし,他疾患に罹患した時や高温環境,水分補給を控えたりした時に急速に重度脱水に陥る.未治療患者では通常低身長と過大な尿量の結果による尿管や膀胱の二次的拡張がみられる.先天的には、抗利尿ホ…
睡眠中の異常行動や身体現象のこと。睡眠時随伴症とも呼ばれる。-寝言-寝相-寝ぼけ-足の動き-夢中遊行-歯ぎしり-いびき-夜尿-夜驚症夜驚症や夢中遊行、夜尿は深いノンレム睡眠が出現する睡眠の前半で起ることが知られている。睡眠時随伴症を診断するための自記式質問票に「ミュンヘン・パラソムニア・スクリーニング」がある。
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