好酸球性副鼻腔炎(eosinophilic sinusitis)

2000年以降に急激に増加した副鼻腔炎。30代以上の成人に多い。*1

通常の副鼻腔炎好中球浸潤が主であるが、好酸球性副鼻腔炎は好酸球浸潤が中心であり従来の治療が有効ではないという難治性がある。

この副鼻腔炎は,成人発症で,嗅覚障害を伴い,両側に鼻茸があり,篩骨洞優位の陰影があった.末梢好酸球も多く,気管支喘息アスピリン不耐症の合併もあった.このような副鼻腔炎粘膜には多数の好酸球浸潤が認められていたため,好酸球性副鼻腔炎と命名された.*2

必ず両側の鼻腔鼻茸が発生したり初期段階から嗅覚障害が起こったり喘息を併発したりなど、通常の副鼻腔炎と異なる症状が見られる。

状の黄土色の鼻汁や強い嗅覚障害が特徴。合併症として喘息(特にアスピリン喘息)がしばしば見られる。また、好酸球性中耳炎?を合併する場合もある。Th2サイトカインおよびシステイニルロイコトリエン発現亢進を伴う。*3*4

*1金沢医科大学 教えて!ドクター 第29回 - 金沢医科大学病院 - Kanazawa Medical University Hospital -: http://www.kanazawa-med.ac.jp/~hospital/2014/08/29.html
*2「第115回日本耳鼻咽喉科学会総会臨床セミナー」好酸球性副鼻腔炎 : 診断ガイドライン(JESREC Study): https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/6/118_728/_pdf
*3東京女子医科大学 耳鼻咽喉科 好酸球性副鼻腔炎について: http://www.twmu.ac.jp/TWMU/Medicine/RinshoKouza/121/ecrs.html
*4好酸球性副鼻腔炎・好中球性副鼻腔炎の術後の治療|耳鼻咽喉・頭頸科|順天堂医院: https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/jibi/about/operation/ope_nose03.html

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このページの最終更新日時: 2019-05-10 (金) 08:29:17