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安息香酸のメチル化誘導体。
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メチル基(-CH3)を付加する化学修飾。DNAのヌクレオチドのメチル化は、遺伝子発現を抑制する場合の最も基本となる化学修飾。この修飾の異常によって、シトシンやがん抑制遺伝子が突然変異を引き起こし、がん細胞が生じる恐れがある。ゲノムの遺伝子部分、とくに発現のコントロールにかかわる部分が誤ってメチル化されると、タンパク質がつくられなくなることがある。それが細胞分裂やアポトーシスにかかわる遺伝子だったら、がん化に結びつくことになる。しかし、メチル化を抑制すれば問題が解決するわけでは…
バンレイシ科の樹木。花は強い香りを持つ。精油の主成分はα-ファルネセン、アモルファ-4,7-ジエン、β-カリオフィレン、リナロール、安息香酸ベンジル、安息香酸メチル、酢酸ゲラニル。
ベンゼンの一つの水素原子がカルボキシル基に置換された芳香族化合物。示性式は C5COOH常温で透明な結晶状の固体。単体やエステルとして動植物に含まれる。防腐剤として使用される食品添加物のひとつ。ヒトにおいてトルエンの代謝の途中で生成される。安息香酸(安息香酸ナトリウム)は肝臓でグリシンと抱合して、馬尿酸として排泄される。細菌においては、フェニルアラニンの代謝において生成される副産物。水溶液は弱酸性を示す。
ある物質の化学構造を一部変化させることで生成される、元の物質に似た化学構造や性質を持つ物質のこと。誘導体とは有機化合物の一部分が官能基の導入、酸化、還元、原子の置き換えなど、母体の構造や性質を大幅に変えない程度の改変がなされた化合物のことをいいます。誘導体から見た、その誘導体の元となる物質は前駆体と言える。
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