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寄生生物のうち、動物(多細胞生物)に分類されるもの。*1
関連する用語
B細胞において抗体のクラススイッチを促進し、微生物感染から生体を防御する役割を持つ遺伝子。AFF3分子が欠損することにより、寄生虫感染やウイルス感染に対する抗体価が著明に低下することがマウスにおいて確認されている。また、ヒトにおいても、AFF3の発現と抗体遺伝子であるIGHG2、IGHA2のmRNA発現量が相関することも報告されている。タグ:
白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。血液中には少なく、外界と触れる部分(皮膚、肺、消化管、下部尿路、子宮)に多い。脂肪組織にも存在している。精神的ストレスや、女性では月経によって減少する。弱い貪食作用を持ち、分解酵素による消毒能力なども好中球ほど強くはない。寄生虫に対する殺傷作用を持つ。好酸球は抗体依存性細胞傷害作用(ADCC)を持つ。細胞表面には様々…
引っ掻きたくなるような不快な感覚。通常、皮膚に付着した異物に対する防衛反応として現れる。痒覚、掻痒(そう痒)とも。かゆみは皮膚や粘膜を掻破したくなるような不快な感覚である.かゆみの生理的役割は依然明確ではないものの,引っかき行動により皮膚に付着した寄生虫等の外敵を除去する,あるいは皮膚の炎症等の情報を生体に知らせるといった防御機構とされている.痛みとは異なる神経(C線維およびA線維の一部)によって伝達される。肥満細胞などから放出されるヒスタミンは痒みを引き起こす物質のひとつ。…
ジアルジア症の原因となる原虫。動物鞭毛虫綱ヘキサミタ科に属する鞭毛虫。世界中で最も感染者数の多い病原性寄生虫のひとつ。ジアルジアとも。ジアルジアのヌクレオソームはDNAの末端がヒストンから剥がれるという他の高等真核生物とは異なる特徴的な表面構造を持つ。タグ:
腸間膜に存在するリンパ球集積(FALC)で発見された自然リンパ球。2型自然リンパ球とも。自然免疫に関わる造血幹細胞由来のリンパ球。NH細胞(ナチュラルヘルパー細胞)とも呼ばれた。IL-5やIL-13などのサイトカインを産生する。寄生虫に対する防御や組織修復を担うが、活性化によりアレルギー疾患を悪化させることもある。脾臓やリンパ節には存在せず、FALCに存在することが確認され、後に肺や皮膚、腸管などでも存在が確認されている。T細胞と異なり、分化に胸腺を必要としない。ヘルパーT細…
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