生物が生まれてから死ぬまでの期間のこと。物の生成から消滅までの期間のことを指しても使われる。
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抗原提示細胞のひとつ。単球から分化してできる白血球で、T細胞の分化や活性化・不活性化の制御などを行う。大きさは20〜50μmと大型。欠点は数が少なく寿命が短い(数日)こと。1973年にアメリカのラルフ・マーヴィン・スタインマン(Ralph Marvin Steinman)によって発見され、組織に結合したときに木の枝状の突起を伸ばすことからその名が付けられた。樹状細胞が抗原(病原体など)を捉えると、それを食作用により取り込み細胞内で分解して、その抗原のタンパク質の断片(ペプチド…
赤血球が生理的寿命を迎える前に脾臓などの網内系(血管外)で行われる破壊(溶血)。血管外溶血が起こる代表的な疾患は遺伝性球状赤血球症や自己免疫性溶血性貧血。
老化細胞を除去することで寿命の延長や老化による疾患を遅延させる医薬品。ダサチニブとケルセチンに老化細胞を選択的に除去する可能性があることが示唆されている。
胸腺に由来する免疫細胞。大きさは6〜15μm。寿命は4〜6ヶ月。胸腺(thymus)の頭文字からT細胞と名付けられた。Tリンパ球とも。胸腺から出たばかりのT細胞(ナイーブT細胞)は、リンパ節内でマクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞から受け取った抗原の情報を元に活性化T細胞に分化する。T細胞は抗原(病原体そのもの)を直接認識することができないため、抗原提示細胞からMHCを介して、T細胞の表面に存在するT細胞抗原受容体と言う膜タンパク質で抗原の情報(抗原の破片であるペプチド…
複数のアミノ基を持つ有機化合物。窒素を含む低分子で塩基性の生理活性物質。全ての細胞が持つ物質であり、細胞の成長に必要。肥満細胞から出てヒスタミンの放出を促進する。腸内細菌からも産生される。ポリアミンは私たちのからだの全ての細胞が持つ物質であり、細胞の成長、新陳代謝に欠かせない物質です。このポリアミンが肥満細胞の顆粒内にあるVPATと呼ばれる輸送タンパク質により輸送され、放出されることが新たにわかりました。また、このようにして放出されたポリアミンはヒスタミンの放出を増強している…
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