最近更新された用語
脊椎の最も下に位置する骨。骨盤の一部でもある。俗に尾てい骨と呼ばれる。
進化の過程で失った尻尾の名残と言われる。*1
関連する用語
体の骨格を作る、白色の硬い器官。成人の体には、骨格を作る206個の骨が存在し、体重の約25%を占める。新生児には約350個の骨が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの骨になる。-全身を支える-内部に存在する骨髄で血球を作る-内部の器官を保護する(頭蓋骨や肋骨など)-筋肉や腱を付着させ、関節と共に運動器を構成する骨の主成分は炭酸カルシウムやリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)で骨基質にはⅠ型コラーゲンを主としたタンパク質やムコ多糖類が存在する。骨の白いところは、お…
骨盤の底に存在する複数の筋肉。肛門や膣の収縮に関与する。骨盤底筋群が緩むと臓器の下垂感や排尿および排便の障害の原因となる。骨盤底筋は恥骨と尾骨の間にあって、ハンモックのように張った筋肉群です。このハンモック状の筋肉が膀胱や膣・子宮・直腸などを支え、尿道・膣・肛門を締めて、尿失禁や便失禁が起こらないようにしています。
脊髄の終わり(下端)。仙髄と尾髄。脊髄下端は細くなり脊髄円錐となっておわる。その高さは成人では第1ないし第2腰椎の高さに相当する。新生児、幼児では低く第3腰椎の高さでおわっている。脊髄円錐の先はさらに細く糸状の終糸となって尾骨の背面に付着している。排尿中枢が存在するため、脊髄円錐の腫瘍では比較的早期から膀胱直腸障害が出現する例が多い。
首から腰までの骨のこと。背骨や脊柱とも呼ばれる。部位ごとに以下のように分類できる。-頚椎(7個の椎骨)-胸椎(12個の椎骨)-腰椎(5個の椎骨)-仙椎(5個の椎骨が癒合して1つの仙骨となっている)-尾椎(36個の椎骨が癒合して1つの尾骨となっている)脊柱は24個(上から頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個)の可動性の椎骨と不定形の仙骨(5個の仙椎が癒合して1個の仙骨となる)と尾骨(3~5個の尾椎が全部または一部が癒合して尾骨となる)とからなる。つまり、上下に重なる32~34個の椎骨…
尾骨を通る部分の脊髄。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。