尿比重(urine specific gravity)

尿検査の検査項目のひとつ。尿の中にどれだけの重さの物質が溶けているか測定し、腎臓における水分調節が正常かどうかを調べるための値。基準値は 1.002〜1.030。正常な尿は 1.015 前後。 *1

1.001~1.010は低比重尿であり、水分多量摂取・利尿剤投与・尿崩症など。1.025~1.030またはそれ以上は高比重尿であり、脱水症・水および電解質平衡異常の可能性がある。*2

腎臓の異常以外にも、水分摂取や発運動などによって変動する。*3

同じ比重でも尿の量によって該当しうる疾患が異なる。例えば、高比重で尿量が増加しているなら糖尿病造影剤の影響が疑われるが、同じ高比重でも尿量が減少しているなら脱水障害乏尿期の疑いがある。*4

*1臨床検査の基準値 島根大学医学部附属病院検査部 平成28年1月: http://www.med.shimane-u.ac.jp/hospital/lab/kawara/gaibu%20kennsakaisetsu.pdf
*2筑波大学附属病院 | 検体検査部門 <定性検査>: http://www.hosp.tsukuba.ac.jp/outpatient/facility/kensa/kentai2-2.html
*3東邦大学医療センター佐倉病院臨床検査部 血液・尿検査の結果をよく理解していただくために: https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/kensa/files/TOHO_SAKURA_KENSA.pdf
*4信州大学医学部 歯科口腔外科尿検査 林清永: http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/i-shika/benkyoukai/8%E5%B0%BF.htm

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このページの最終更新日時: 2018-08-12 (日) 15:40:29