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廃用性萎縮(disuse atrophy)

筋肉を長期間使用しないことで起こる、その筋肉萎縮廃用性筋萎縮とも。*1

光学顕微鏡レベルでは、筋繊維萎縮し、その形態は円形化する上、細胞間質には結合組織の増生が認められる。電子顕微鏡レベルでは、アクチン線維およびミオシン線維びまん性に配列の異常や断列あるいは消失が見られる。ミトコンドリア筋小胞体グリコーゲン顆粒は縮小・減少する。*2

筋肉タンパク質の合成が抑制されると同時に、カテプシンDの活性が約50%程度上昇して分解が促進される。

タグ: 筋肉

*1骨格筋の廃用性萎縮に対する後肢懸垂前運動がミオシン重鎖アイソフォーム発現に及ぼす影響: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2003/0/2003_0_A0819/_article/-char/ja/
*2理学療法学 廃用性筋萎縮の基礎科学 金沢大学医療技術短期大学部 灰田信英: https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/21/2/21_KJ00001306784/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2020-11-08 (日) 08:54:35