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心臓の収縮力を高める薬。心不全の治療などに用いられる。
関連する用語
PDE3の選択的阻害薬。強心薬のひとつ。急性心不全の治療薬として用いられる。心筋収縮力および心拍数を上昇させて血管平滑筋を弛緩させる働きを持つ。
心筋および血管平滑筋のPDE3を選択的に阻害し、心筋収縮力増強と血管拡張作用を惹起する医薬品。
キンポウゲ科の植物。漢字では福寿草。生薬としては、ジギタリスの代用としての強心薬や利尿薬として使用されるが、全体に毒性の強心配糖体(シマリン、アドニトキシン)を含む。新芽はフキノトウと見間違えやすいため注意が必要。
心筋梗塞などが原因となり、突然発症する心不全。不整脈や急性心筋梗塞などの疾患を含む。症状は呼吸困難、咳、息切れ、動悸、易疲労感、四肢冷感、尿量減少など。強心薬や利尿薬などの薬物療法で改善することが多いが、重症な場合は人工呼吸器や体外循環補助装置を用いた集中治療が行われる。
心臓の構造や機能の異常(心筋細胞の壊死など)により、体の組織が必要とする血液を心臓が送り出せなくなった状態のこと。鬱血や呼吸困難、顔や脚の浮腫など様々な症状が現れる。心不全では交感神経系が活性化されていることが知られている。心筋の動きにはカルシウムイオンが関わっているが、アンジオポエチン様タンパク質2という物質がその調整を妨げることが原因の一つであることが確認されている。老化した細胞や様々なストレスを受けた細胞から過剰に分泌されるタンパク質である「アンジオポエチン様タンパク質…
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