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心臓弁に起こる炎症。
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歯を支える組織がプラーク中の歯周病菌によって破壊される感染症。歯肉炎と歯周炎に分けられる。炎症が続くと骨を溶かす細胞(破骨細胞)が活性化されて歯を支えている骨である歯槽骨などの歯周組織が破壊されることによって歯が抜ける。歯周病に罹患すると,セメント質,歯根膜および歯槽骨が細菌に侵され,炎症性の骨吸収に伴う歯周組織の崩壊が進行する.これらの疾患は初期に対応すれば治癒は可能だが,重度に進行したケースでは抜歯に至り,ついには咀嚼機能障害にまで陥ることになる.歯肉が赤く腫れるが、痛み…
血流に入った細菌が、心臓の弁膜表面に感染する心内膜炎。弁膜が破壊されるだけでなく、心臓から送り出される血液に乗って全身に細菌が広がる。年間の患者は100万人に10~50人とされる。僧帽弁や大動脈弁に生じることが多い。元々心臓弁に障害がある場合や人工弁である状態で感染が起こりやすい。自覚症状は37℃の発熱が持続する、突然の高熱や心拍数の上昇、疲労など。原因には歯周病やステロイドの服用、先天的な心臓の異常などがある。
心臓にある弁。-大動脈弁(左心室と大動脈の間)-僧帽弁(左心房と左心室の間)-肺動脈弁(右心室と肺動脈の間)-三尖弁(右心房と右心室の間)
38℃以上の発熱。インフルエンザ以外で38.5℃以上の高熱がある場合は敗血症や心内膜炎の疑いが強い。
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
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