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心室の心筋。筋肉の層が心房筋より厚く、血管内皮細胞の影響を受けにくい。*1
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心電図において、T波の後に見られる小さく緩やかな原因不明の波形。プルキンエ系の再分極、心室筋の再分極遅延、陰性後電位の3つが主な原因と考えられている。異常なU波として、低カリウム血症などで出現する巨大陽性U波と虚血性心疾患などで見られる陰性U波がある。
心電図において、心室中隔と左右心室筋の興奮(脱分極)過程を表す波形。QRS波の終末点では心室が収縮し始める。
心臓(主に心室)から分泌される、32個のアミノ酸で構成されるペプチドホルモン。B型ナトリウム利尿ペプチドとも。基準値は18.4pg/mL未満。心不全や慢性腎不全、急性心筋梗塞、高血圧などで高くなる。豚の脳由来のナトリウム利尿因子として発見されたことからその名が付けられたが、後に心室が主な分泌部位であることが確認された。心室に負荷がかかることで心室筋から多く分泌される。急性心筋梗塞では著しく分泌される。また、その前段階である不安定狭心症で既にBNPの分泌が始まっていることが知ら…
心筋の一種。心房筋や心室筋。作業心筋とも。特殊心筋の興奮に合わせて収縮し、血液を送るポンプ機能の役割を持つ。
心臓の筋肉。横紋筋に分類される。意志で動かすことのできない不随意筋。心筋は横紋を有する不随意筋です。横紋を有する点は骨格筋に、不随意の点は平滑筋に類似し、骨格筋と平滑筋の中間に位置する筋肉であると言われています。各細胞が分岐して相互に網状につながっている点が特徴で、これらのつながり部分を介在板(intercalated disk)といいます。約1秒に1回の頻度で発生する活動電位が心臓全体に伝わり、心筋細胞の中のカルシウムイオンの濃度が瞬時に高まり心筋細胞が収縮することで、心臓…
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