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心臓と血管の病気の総称。
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複数のアミノ基を持つ有機化合物。窒素を含む低分子で塩基性の生理活性物質。全ての細胞が持つ物質であり、細胞の成長に必要。肥満細胞から出てヒスタミンの放出を促進する。腸内細菌からも産生される。細胞内では核酸などの酸性成分と結合しており、DNAの安定化やmRNAの翻訳促進など、遺伝子の発現制御に関わる。ポリアミンは私たちのからだの全ての細胞が持つ物質であり、細胞の成長、新陳代謝に欠かせない物質です。このポリアミンが肥満細胞の顆粒内にあるVPATと呼ばれる輸送タンパク質により輸送され…
脳卒中や心血管疾患などに対して使用される降圧剤のひとつ。Ca拮抗薬やカルシウムチャネル拮抗薬とも。カルシウムチャネルを抑制することで平滑筋に筋弛緩作用を発揮する。-ジヒドロピリジン系-ベンゾジアゼピン系-フェニルアルキルアミン系-ジフェニルピペラジン系
ジメチルアルギニンのひとつ。慢性腎臓病や糖尿病、高血圧、脂質異常症で数倍に増加し、慢性腎臓病および心血管疾患の進展に関わる尿毒素。非対称性ジメチルアルギニンが血管内皮細胞に蓄積すると一酸化窒素の合成が阻害され、正常な血管内皮細胞の機能が失われる。これによって高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などの発症や進展が引き起こされる。テストステロンの減少によって非対称性ジメチルアルギニンが増加するため、テストステロンの補充が心血管疾患の予防に有効である可能性が示唆されている。
血漿中のホモシステイン濃度が高くなる症状。高ホモシステイン血症の原因となる遺伝子異常は、シスタチオニンβシンターゼ欠損が最も多く、次いでメチレンテトラヒドロ葉酸レダクターゼ欠損が多い。また、ホモシステインの代謝に関わるビタミンB12、ビタミンB6、葉酸などの欠乏も原因となる。軽症でも動脈硬化や心血管疾患(血栓症)の危険因子となる。重症化すると知能発育遅延、水晶体偏位、骨格異常、痙攣、若年性血栓症など多くの全身性症状が見られる。
一定のリズムで絶えず全身に血液を循環させるために動作する器官。高さ約14cm、幅10cm、厚さ8cm。重さは250〜300g。主に筋肉(心筋)で構成される。左右の肺の間に位置し、心臓の前面は胸骨体および第2〜第6肋軟骨の内面に接し、後面は第5〜第8胸椎に接する。心臓の3分の2は身体の中心から左、3分の1は右にある。酸素が少なくなった全身の静脈の血液は右心房に流れ込み、右心房の血液は右心室から肺動脈を介して肺に送られ肺で酸素を受け取る。その後、肺から肺静脈を介して左心房に戻り、…
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