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性ステロイドを参照。
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糖と結合したタンパク質。タンパク質に比較的短い糖鎖がついたもの。細胞の表面や細胞外に分泌されるタンパク質は、ほとんどがこの糖タンパク質の形をしています。例えば性ホルモンのひとつである黄体形成ホルモンや、ヒトの唾液や胃液、腸液などの粘液の成分であるムチンも、糖タンパク質のひとつです。体内でタンパク質に糖を結合させる翻訳後修飾である糖鎖修飾によってできる。タンパク質の約半数がこの翻訳後修飾を受けており、これによってタンパク質に結合する糖鎖はそのタンパク質の性質、細胞の増殖、分化、…
主に副腎で合成される副腎アンドロゲンのひとつ。副腎以外では脳や皮膚から分泌される。後にテストステロンやエストロゲンなどの性ホルモンに変換されるステロイドホルモン。血液中に高度濃度に存在するが、加齢に伴い減少する。女性の老化防止として有効とされる。弱い男性ホルモンとしての作用を持つ。胎児の副腎は大量のDHEAを合成するが、これはDHEA-Sに変化されて胎児の血液中に分泌される。このDHEA-Sは胎盤に達し、そこに発現している一連の代謝酵素によってDHEAを経てテストステロンにま…
卵巣(の中の卵胞)から卵管に卵子を放出すること。月経の初日から排卵までの期間は卵胞期と呼ばれる。卵巣から性ホルモンが脳に作用し、脳内のGnRH1ニューロンで作られたGnRHが脳下垂体で放出されることで脳下垂体から生殖腺刺激ホルモンLHが一時期に大量放出される(LHサージ)と排卵が生じる。脳内のGnRH1ニューロンの高頻度の活動が規則的排卵を起こすことが確認されている。タグ:
国内の死因の3分の1を占め、現在も増加傾向にあると言われる遺伝子異常による疾患。症状は、細胞が無秩序な増殖を繰り返し、周囲の組織や他の組織にまで侵入(浸潤)し、自他の組織を破壊する悪性腫瘍となる。がん細胞は、ATPを常に解糖系で生成しており、大量の乳酸を生じさせる(ワールブルク効果)。また、浸潤や転移を行うために、基底膜のメラニンやコラーゲンを分解するための酵素の活性が高くなっている。がん細胞自体は1日5000個程度生まれていると考えられているが、生体の免疫によってがん細胞は…
α-MSHの生成に関わるプロホルモン転換酵素のひとつ。PC3とも。土佐地鶏の胸部において、PC1がメラノコルチン産生量を調節することで羽の色を決定していることが示唆されている。PC1のmRNAの発現は暗色のオスに多く、明色のメスや雌性ホルモンを投与したオスで低いとされる。タグ:
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