最近更新された用語
呼吸によって吸入および放出される気体。または呼吸自体のこと。
関連する用語
体内時計が休息を指示しているのにそれに逆らって活動することで起こる概日リズムのズレ(時差ぼけ)。注意力散漫によるミスや事故、疲労症候群などの健康被害の原因となる。電気の普及により夜間の活動も可能になり、また、カフェインやアルコールなどを摂取することで、一時的に睡眠時間や、睡眠のタイミングを制御することが可能になってきました。しかし、このような睡眠習慣の多様化には、健康面に関するリスクが伴います。例えば、夜型の人は、朝から学校や会社に行くという社会的な義務感から平日の睡眠時間が…
口腔に生息する細菌。う蝕や歯周病の他、全身の疾患と原因となる場合がある。ほとんどの乳児の口腔には母親由来の口腔細菌が定着することが知られている。母親に由来する口腔細菌の構成割合は、母乳で育てられている乳児より人工乳で育てられている乳児で有意に高いとされる。タグ:
口腔に生息する細菌のひとつ。歯周病の原因となる歯周病菌でポルフィロモナス属(グラム陰性、偏性嫌気性の桿菌)。ジンジバリス菌とも。この細菌に一度感染すると、メンブレントラフィックによって歯肉上皮細胞に侵入して細胞内で生息するため、口腔内から除去することは不可能と言われている。また、この細菌によって傷害される細胞には個体差があり、歯周病のかかりやすさは細胞小器官の個体差と言える。ポルフィロモナス・ジンジバリスはプロテアーゼであるジンジパインを2種類産生し、これらによって免疫に関わ…
細胞の内部には生体膜で区切られた多くの器官で埋め尽くされている。これらの細胞内に生息する個々の器官のことを細胞小器官と呼ぶ。オルガネラとも。それぞれの細胞小器官は細胞の活動に必要な特定の機能を持っている。かつてはそれぞれの細胞小器官は離れて存在すると考えられてきたが、細胞小器官同士が部分的に接していることが明らかになっている。小胞体と細胞膜が接する膜接触部位では、異なる種類の脂質の交換が行われていることが報告されている。-細胞膜(細胞を包む生体膜)-細胞核(DNAを持つ)-小…
ヒトの口腔や腸内に生息する常在菌。グラム陰性の桿菌。クレブシエラ・ニューモニエとも。日和見感染を起こし、肝膿瘍や敗血症、髄膜炎、肺炎などの原因となる。院内感染の原因菌のひとつで、多剤耐性化が起こりやすい。Th1細胞を強く誘導する作用を持ち、肺炎桿菌の腸管内への定着がTh1細胞の過剰な増殖や活性化を引き起こすことが報告されている。通常は腸内細菌が肺炎桿菌の定着を阻止しているが、抗生物質の服用などによって腸内細菌叢が乱れると定着して増殖する。タグ:
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。