最近更新された用語
外気温に関わらず不快な寒さを感じること。発熱などが原因となる。悪寒戦慄や寒気とも。
悪寒戦慄とは発熱初期に起こる悪寒に加えて身震いもしくは震えも起こるもので、骨格筋が等尺性の収縮をすることで生じる。*1
関連する用語
サイトカインの一種。生体内では、細胞がウイルスに感染したときに、その細胞から産生され、ウイルスの増殖を阻害したりNK細胞を呼び寄せたりといった働きをする。インターフェロンという名前はウイルスの増殖を阻害(interfere)することから付けられた。肝炎や腫瘍の治療、抗ウイルス剤として使用される。タンパク質であり、体内で吸収・分解されるので、治療に利用する際は連続的な投与が必要とされる。インターフェロンとは動物体内で病原体、特にウィルスや腫瘍細胞などの異物に反応して細胞が分泌す…
クリミア・コンゴ出血熱ウイルスの感染による出血熱。1類感染症のひとつ。2~9日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、腹痛、嘔吐などが起こり、続いて咽頭痛、結膜炎、黄疸、羞明などの知覚異常が現れる。点状出血が一般的に見られ、進行すると大きな紫斑も現れる。重症化するとさらに消化管を含めた全身からの出血や肝臓、腎臓の機能不全なども起こり致命的。約2週間で患者の15~40%が死亡するとされる。
ハマダラカが媒介するマラリア原虫によって引き起こされる感染症。紀元前からその存在が確認されている。イタリア語で「悪い空気」を意味する語であり、当初は悪い空気を吸うことで引き起こされると誤解されていた。エジプトから出土した紀元前3200年頃のミイラには熱帯熱マラリア原虫の抗原タンパク質が検出されている。最近の分子進化学的解析から、その起源は人類の起源、あるいは人類の祖先の種にすでに寄生していたと考えられている。症状は、発熱や悪寒を一定周期で繰り返す。ヘモグロビン異常症の人は、細…
骨格筋は横紋筋に分類される、筋線維が平行に配列・集合した人体最大の筋肉組織。意志で動かすことができる。厳密には骨格に付着する筋肉を指す。骨格筋の端は腱となっており骨膜に繋がる。骨格筋は人体で最大の組織であり,エネルギー代謝,糖取り込み,運動において重要な役割を果たす.適度な運動により,エネルギー消費が増加し肥満が解消され,また糖代謝が活発になり糖尿病が予防・改善されることはよく知られている.骨格筋は縮む働きはあるが、自力で伸びる働きを持たないため、反対方向に引っ張る筋肉が対に…
黄芩、芍薬、大棗、甘草の4種類を配合した漢方。悪寒、頭痛、喉の渇きなどの症状を伴う下痢に対して用いられる。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。