最近更新された用語
吐き気を参照。
関連する用語
サイトカインの一種。生体内では、細胞がウイルスに感染したときに、その細胞から産生され、ウイルスの増殖を阻害したりNK細胞を呼び寄せたりといった働きをする。インターフェロンという名前はウイルスの増殖を阻害(interfere)することから付けられた。肝炎や腫瘍の治療、抗ウイルス剤として使用される。タンパク質であり、体内で吸収・分解されるので、治療に利用する際は連続的な投与が必要とされる。インターフェロンとは動物体内で病原体、特にウィルスや腫瘍細胞などの異物に反応して細胞が分泌す…
妊娠5〜8週に出現する悪心や嘔吐。漢字では悪阻。全妊婦の50~80%に出現し、通常は妊娠12~16週に自然に治るが、悪化すると妊娠悪阻となる。症状の程度には個人差がある。つわりは5、6週から始まり、11〜13週にピークを迎えます。その後、14週頃には50%が、22週頃には 90%が終わります。出産近くまで吐き気などが続く妊婦さんもいますが、それはつわりではありません。子宮が大きくなることでの胃の圧迫等によるものと考えられています。国内外の研究から、新生児はつわりがある妊娠では…
母体内に受精卵〜胎児が存在する状態。一般に妊娠を自覚するのは受胎後3週(妊娠4週)目とされ、この時期には胎児の中枢神経系や心臓の形成が始まっている。妊娠中は味覚や嗅覚によって受ける不快感の上昇や悪心・嘔吐などの症状がある。これらの症状はプロゲステロンにより健康な妊婦に一般的に出現し、正常な胎児の成長を意味しており、流産するときには頻度が減少する。妊娠中の母体が高カロリー食を摂取すると、子どもの成熟後の肥満を誘発するとされる。この原因として、グリコーゲンホスホリラーゼ遺伝子に異…
慢性アルコール中毒に対する治療薬(抗酒剤)。商品名はノックビン。肝臓中のアルデヒドデヒドロゲナーゼ(ALDH)を阻害することで飲酒時の血中アセトアルデヒド濃度を上昇させ、アルコール摂取後5〜10分で顔面潮紅や熱感、頭痛、悪心、嘔吐などの急性症状を発現させる。タグ:
慢性胃炎における消化器症状(腹部膨満感、上腹部痛、食欲不振、胸焼け、悪心、嘔吐)の治療薬。商品名はガナトン。ドーパミンD2受容体に対する拮抗作用によりアセチルコリン遊離を促進し、さらにアセチルコリンエステラーゼ阻害作用によって遊離されたアセチルコリンの分解を阻害する。これらによって消化管運動を亢進させる。タグ:
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。