健康用語WEB事典

悪性黒色腫(malignant melanoma)

色素細胞が無限に増える悪性腫瘍のひとつ。「ほくろのがん」やメラノーマと呼ばれる。*1

身体の表面の様々な部位に見られるが、特にの裏にできやすいとされる。国内ではの裏の悪性黒色腫が30%を占める。悪性度の高いものは、直径が大きく境界が不明瞭で、色が不均一、形が無秩序などの特徴がある。*2

ほくろが急に大きくなって盛り上がったり、出血したりといった症状が起こる。リンパ管血管を通って他の臓器転移しやすい。

悪性黒色腫で増加する酵素キラーT細胞が反応することで、皮膚白斑が現れることがある。

悪性黒色腫で同定された gp100Melan-Aチロシナーゼなどは,いずれも正常色素細胞メラノサイト)に存在するメラノソーム内の酵素であるが,腫瘍発現が増強している.悪性黒色腫患者ではこの抗原に対する CTL により,皮膚白斑が誘導されることがある.*3

診断にダーモスコープが使用される。治療は手術による切除。切除が困難な場合は免疫チェックポイント阻害薬の対象となる。

*1皮膚科:ほくろの説明 - 東京女子医科大学東医療センター: http://www.twmu.ac.jp/DNH/department/dermatology/mole.html#melanoma
*2[Vol.73] メラノーマ(悪性黒色腫)の診断と治療  皮膚科 藤本 徳毅|滋賀医科大学医学部附属病院: http://www.shiga-med.ac.jp/hospital/doc/topics/detail/073.html
*3がん治療ワクチンの可能性 三重大学 大学院医学系研究科 遺伝子免疫細胞治療学 池田裕明 原田直純: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpstj/76/1/76_32/_pdf

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このページの最終更新日時: 2018-01-28 (日) 07:07:31