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外傷や疾患の後に3ヶ月以上続く痛み。*1
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身体への傷害を起こす刺激(侵害刺激)によって生じる不快な感覚。表在感覚のひとつ。痛覚とも。急性の痛みは危険からの回避や傷害部位の警告などとして重要であるが、慢性化した痛み(慢性疼痛)はQOLの低下の原因となる。痛みの急性期において、大脳皮質一次体性感覚野(S1)の神経細胞の活動が亢進することや、その部位の各神経細胞間の機能的結合が強化され活動相関性が高まることが報告されている。皮膚や内臓からの感覚情報は、脊髄後角において修飾・統合され、二次痛覚神経を伝って脳に至り痛みとして認…
未熟期のアストロサイトから放出され、シナプスの形成に関わる糖タンパク質。慢性疼痛の形成の原因となる。-TSP-1-TSP-2-TSP-3-TSP-4-TSP-5
細胞毒性を持つ有機化合物。骨粗鬆症の治療薬であるビスホスホネート製剤(第一世代)の有効成分となる。クロドロネートとも。分泌小胞内にATPを運ぶ輸送体(VNUT)を阻害することで、疼痛や慢性炎症にも効果があることが報告されている。研究グループは、慢性疼痛を引き起こす原因になる慢性炎症にも着目。クロドロン酸は免疫細胞からのATP分泌を遮断することで、炎症性疾患の原因となる炎症性サイトカイン量が低減し、抗炎症効果を発揮することを見いだしました。また、プレガバリンよりも強い鎮痛作用を…
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