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手綱核の一部。腹側被蓋野や縫線核へ投射し、ドーパミン神経やセロトニン神経を主に抑制する。背側縫線核にグルタミン酸ニューロンの投射を行い、不快情動やストレスに関わるが、外側手綱核から背側縫線核への投射ニューロンが社会的挑発を受けることにより活性化することが確認されている。この興奮性入力が社会的挑発による攻撃行動の増加に関与することや、攻撃行動の増加に背側縫線核の非セロトニンニューロンのうち、腹側被蓋野に投射しているニューロンが関与することが報告されている。哺乳類においては嫌悪刺…
延髄、橋、中脳の中心を成す構造。脳幹網様体や延髄網様体とも。眼球運動のコントロールに重要な細胞群が存在する。網様体のGABA作動性神経細胞群は、神経ペプチドYによる視床下部からの飢餓信号によって活性化され、その信号を交感神経系と運動神経系へ伝えることで、エネルギーの節約と摂取の両方の飢餓反応を同時に駆動する。大脳皮質から脊髄への投射系のひとつに、網様体を経由して脊髄に至る「皮質-網様体脊髄路」が存在する。-巨大細胞網様核タグ:
ある神経細胞の集団が軸索を伸ばして、別の標的となる神経細胞の集団にシナプスを作ること。単に投射とも呼ばれる。視神経の場合、隣り合った視細胞が脳に投射する際にもその位置関係を保ったままであるという特徴が生物種を超えて保存されている。タグ:
TRPVのひとつ。後根神経節や全身に分布する感覚神経の神経終末の細胞膜に存在するバニロイド受容体。カルシウムイオン透過性の高い非選択性陽イオンチャネルであり、43℃以上の熱や酸(プロトン)などの刺激によって活性化する。カプサイシンなどの辛味(痛み)刺激を感じる受容体のひとつ。また、TRPV1の活性化によって、TRPV1と同じ感覚神経に発現しているアノクタミン1の活性化を誘発し、その辛さを増強する。TRPV1 は,おもに末梢知覚神経C線維上に存在し,カプサイシンやpH6以下の酸…
延髄の神経核。巨大細胞性網様核とも。孤束核から入力を受け、青斑核にグルタミン酸作動性神経を投射する。
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