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関節リウマチの治療薬。スルファサラジンとも。商品名はアザルフィジン。T細胞とマクロファージからのサイトカイン(IL-1、IL-2、IL-6)産生を抑制し、さらに、滑膜細胞の活性化や炎症性細胞の浸潤、多形核白血球の活性酸素産生を抑制する。効果発現が1~2ヶ月と抗リウマチ薬の中では比較的早い。副作用には胃腸障害や発熱が多い。非常に激しい皮疹、肝機能障害、白血球減少が起こることがある。
糸球体の血管壁に免疫複合体が沈着することでタンパク質が漏れる腎臓の異常。腎生検では糸球体基底膜にIgGが沈着し、基底膜が厚く見えるため膜性腎症と呼ばれる。IgGに対応する抗原は不明なことが多い。明らかな原因としてがんや膠原病、B型肝炎、C型肝炎、抗リウマチ薬などによるものが知られているが、特発性の発症もある。35歳以上に多く、70%以上でネフローゼ症候群が起こり、成人のネフロ-ゼ症候群の原因の約25%を占める。血尿は約10%で程度も軽い。
金を含む疾患修飾性抗リウマチ薬。最も古くから使用されている抗リウマチ薬。金剤とも。副作用として皮疹、口内炎、腎機能障害が多い。
関節リウマチの治療薬。ステロイド節約効果を持つ。メソトレキセートとも。商品名はリウマトレックス。比較的早く効果が現れ(2〜4週間)、副作用も現れにくい有効性の確立された抗リウマチ薬。重篤な副作用としては骨髄抑制や間質性肺炎がある。
抗リウマチ薬のひとつ。効力は金チオリンゴ酸ナトリウムに劣るが、早期の関節リウマチでの有効性や重篤な副作用が少ないという利点がある。副作用としては下痢、軟便が多い。
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