抗好中球細胞質抗体(anti-neutrophil cytoplasmic antibody : ANCA) †
1982年に腎臓における血管炎の症例から発見されたIgG型の自己抗体。以下の4つの血管炎に関わる。*1
ANCAは以下の2種類に分類される。
ANCAは、その間接蛍光抗体法の染色パターンから、主として細胞質がびまん性に染まる cytoplasmic ANCA(c-ANCA)と、核の周辺が強く染まる perinuclear ANCA(p-ANCA)に分類されたが、現在ではその抗原の解明によりそれぞれPR-3(proteinase-3)-ANCA、MPO(myeloperoxidase)-ANCAと呼称されるようになっている。*2
*1(ANCA)関連血管炎はわが国で増加 - 公益財団法人日本医療機能評価機構: http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/ANCA/anca.pdf
*2岡山大学医学部附属病院中央検査部 細胞質性抗好中球細胞質抗体価, PR3-ANCA: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/jikoab/canca.htm
*2岡山大学医学部附属病院中央検査部 細胞質性抗好中球細胞質抗体価, PR3-ANCA: https://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/kensa/jikoab/canca.htm
ご意見・ご要望をお聞かせください。
抗好中球細胞質抗体に関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-08-01 (水) 16:06:20