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深在性真菌症を引き起こす真菌に対する薬剤。*1
関連する用語
カンジダ属やアスペルギルス属による真菌症に対するキャンディン系抗真菌薬。プネウモカンジンB0の環状ペプチドにアミノ基の修飾(ヘミアミナール部分のヒドロキシ基をジアミノエタノールで置換)を加え、水溶性で抗真菌活性の向上させた誘導体。商品名はカンサイダス。β-1,3-グルカンの生合成を阻害し、カンジダ属に対しては殺菌作用、アスペルギルス属には菌糸の伸長抑制作用を示す。ミカファンギンやアニデュラファンギンよりパラドキシカル効果を起こしやすいとされる。
カンジダ属およびクリプトコッカス属による真菌症に対するアゾール系抗真菌薬。ホスフルコナゾールの活性代謝物。ラノステロールC14α脱メチル化酵素の阻害によってエルゴステロールの合成を阻害する。
真菌の細胞壁を構成するβ-1,3-グルカンの合成を阻害する抗真菌薬。エキノキャンディン系やカンジン系とも。他の薬剤が効きにくいバイオフィルム中のカンジダ・アルビカンスに対しても効果がある。-カスポファンギン(キャスポファンギン)-ミカファンギン-アニデュラファンギン
アゾール系抗真菌薬のひとつ。環状β-アミノ酸で分枝鎖アミノ酸を輸送するトランスポーターによって真菌細胞内に細胞外液の200倍の高濃度で蓄積する。イソロイシルtRNA合成酵素に作用してタンパク質の合成を阻害する。
抗真菌薬の一種。真菌のエルゴステロールの生合成を阻害する。イミダゾール骨格やトリアゾール骨格を有する。-ミコナゾール-フルコナゾール-イトラコナゾール-ラブコナゾール-ポサコナゾール-ボリコナゾール-イサブコナゾール
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