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抗菌薬を参照。
関連する用語
コレステロールに似た構造を持つ有機化合物。ピロリ菌の細胞壁成分であるコレステリル-α-D-グルコピラノシドの生合成を阻害することによる抗菌活性を示す。従来の抗菌剤とは異なる作用機序で抗菌作用を示すとされる。タグ:
揮発性のカルボン酸(短鎖脂肪酸)。食品の抗菌剤として使用される。乳製品には他の短鎖脂肪酸とともに存在する。ヒトを含む哺乳類の体内の細菌が炭水化物を分解した際に最後に残る。刺激物ではあるが、強い毒性はない。糖新生の出発点となる物質でもある。この際、プロピオニルCoAに代謝される。
白癬(水虫)やカンジダ症、癜風などに対する塗布剤の有効成分となるイミダゾール系抗菌剤。商品名はエンペシド。細胞内カルシウムイオンの上昇を阻害する。リン脂質部分に親和性を有し、細胞膜その他の膜系構造に障害を与え、菌体成分の遊出促進と細胞外基質の取り込みを阻止する。
細菌の生存や増殖を抑制する作用を持つ医薬品。抗生物質は抗菌薬のうち微生物によって生成されたものを指す。抗菌薬の中には腸内細菌のバランスを変化させるものがあり、抗菌薬関連下痢症などの原因となる。
耐性乳酸菌を利用した整腸剤(耐性乳酸菌製剤錠)の商品名。緑膿菌やブドウ球菌、プロテウスの増殖抑制効果および、抗菌剤投与時に腸内に現れる真菌やクロストリジウム、クレブシエラなどの増殖を抑制して腸内細菌を正常にする。感染症の治療に抗菌剤が広く使用されるが,抗菌剤の投与により腸内細菌叢が乱れ,しばしば下痢,軟便といった副作用や,ときとして偽膜性大腸炎や出血性大腸炎といった重篤な疾患を引き起こすことがある.この抗菌剤投与時の腸内細菌叢の乱れを正常化する目的で,耐性乳酸菌製剤が併用され…
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