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細胞接着分子を参照。
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神経発生過程でシナプス前終末とシナプス後終末の構造分化を誘導する膜受容体様接着分子。軸索末端と樹状突起のそれぞれに発現したシナプスオーガナイザーが細胞外ドメインを介して選択的に相互作用をすることにより、前シナプスと後シナプスの形成を誘導する。興奮性シナプスと抑制性シナプスのバランスを調節する役割を担うことも示唆されており、シナプスオーガナイザーをコードする遺伝子の異常が発達障害と関連することが報告されている。-ニューレキシン-受容体型チロシンホスファターゼ--PTPδ-SAL…
コラーゲンのひとつ。皮膚基底膜領域の接着分子である係留線維(アンカリングフィブリル)の構成成分であり、表皮真皮間、特に基底膜と真皮の接着に重要な役割を果たしている。遺伝子およびそのタンパク質が表皮角化細胞に存在し、TGF-β1による刺激で発現が増強される。
自然リンパ球(ILC3)の一種。自然免疫を担当する。LTi細胞とも。胎生期において器官原基領域にてCD45陽性CD4陽性CD3陰性という特徴的な細胞表面マーカーを示す細胞。胎生期のリンパ組織(リンパ節やパイエル板)形成に関与する。この機能には間葉系由来のオーガナイザー細胞(ストローマ細胞であるLTo細胞)との相互作用が必要とされる。LTi細胞はRANKを発現し、成熟にRANKLを必要とする。リンホトキシンα1β2を産生し、リンホトキシンβ受容体を介してLTo細胞にシグナルを伝…
細胞同士(細胞接着)または細胞と細胞外基質との接着を行う分子の総称。接着因子とも。-カドヘリン-インテグリン-CADM1
免疫細胞と抗原提示細胞とが接着して抗原の情報を伝達する際に作られる、受容体と細胞を接続する構造体。神経細胞のシナプスに似た構造であるためこのように呼ばれるが、実質的には異なる物である。T細胞の場合、中心部よりTCR、接着分子、膜型脱リン酸化酵素からなる直径約10μmの3重構造となる。
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